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(「Hello World」時点での設定) (この頃は金髪にピンクのメッシュでかなりヤンキーの風貌をしている) お金になることは大抵やる、チンピラの青年。 ヤクザのしたっぱのしたっぱのしたっぱくらいの末端のため、組員かというとそうではなく、ただの都合のいい使いっぱしりである。 本人も組員だとは思っておらず、頭もよくないため「指示通りにやる」今の状況がわかりやすくていいと思っている。 頭はよくないため(二回目)詐欺や違法商法・金融関係には向かず、恐喝や取り立て等の体を動かす末端ぽい仕事を行う。 借金の踏み倒しで失踪した人物を捜索することもあるが、目立つ風貌とじっとしていることが苦手な性格のため、尾行にはあまり向かない。 依頼がないときは個人で何でも屋のようなものをやっており、依頼内容と金額と気分で判断し見合えば引き受けている。 昔のことやこの世界に足を突っ込んだ経緯を頑なに話したがらないが、高校を中退している。 家族構成等も謎で、生活においては知り合いの家に転がり込んでいる様子。 中卒のため教養は薄いが、時折直感的な閃きを発揮する。 大概何事においても我慢弱い。すぐキレる。 昔はそうでもなかったようだが、なぜこうなったかは不明。 (「暗闇の駅」時点での設定) 「生きていく強さ」「死を受け入れる強さ」に改めて気付かされた彼は、生きる目的も死なない理由も持たず、ただ無味無臭の生活を続けていた自分と決別した。 現在は、チンピラ時代に培った行動力と腕っぷし、裏の繋がり等をうまく活用して、法に触れない程度の「なんでも屋」をしながら、今後の方向性について考えあぐねている。 髪色も高校生以来の黒に戻し、近寄り難い以前の風貌より幾分か緩和された雰囲気になっている。 【メモ】 行き付けの整備屋で知り合った、メカニックのクロガネくん(みじ子宅)と同居している。 同居というよりは、住む場所に困った万津を見兼ねたクロガネくんが部屋を提供してくれ、それに甘えて転がり込んでいるだけの居候である。 言いくるめ(恐喝) 値切り(恐喝) 年収700(月58万ちょっと) (収入が多いときは最大で、くらい) 財産3500 【遭遇神話生物】 ・アイホート(の雛) せいきまつ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ●Hallo World● 生還。しかし体力・SANともに大きく消耗する。 親友を失うという傷を抱えながらも瞳の光を絶やさなかった男。力の及ばぬ非日常に怯えつつも最後まで共に戦った少女。人に寄り添うことを学びそれを幸福であると理解した心あるプログラム。 彼らは強かった。同時に、自分は“強がっていただけ”だと思い知らされた。 彼らとの出会いが、万津の人生観を大きく変える事件になったのは言うまでもない。 『あの日』に囚われたままの自分から、今一歩踏み出す“強さ”を、得られただろうか。 ハロワを踏まえての後日談とか過去話とか 【https://fusetter.com/tw/903EK】 【https://fusetter.com/tw/I2SYz】 ●暗闇の駅● 生還。再び心身共に大きく疲弊する事に。 お互いの顔すらよくわからない薄暗い駅で、意図せずさらけ出された苦痛の記憶を、彼は拳で打ち払ってくれた。 こびりついて拭えない過去を、肉に歯を突き立てるバケモノどもを屠ったその同じ腕で、彼は自分へ手を差し出した。 信じていいのだ。もう、取り残される恐怖は忘れていいのだ。 …いつの間にか自分への態度が変わっていたが、全然気にならないし、寧ろそれでいい、と思った。 それと──否、これ以上は“友達の距離感”を間違えかねない。

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