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日和 渼八(ヒヨリ ミハチ)(18) <モチーフ> 日和見…ことの成り行きを伺って去就を決しないこと。 忠犬ハチ公… 飼い主の死去後も約10年にわたって渋谷駅に通い続けたという犬 <基本情報> 一人称：僕(私) 二人称：キミ(あなた) 左手に警察服の犬のパペット(ポコくん)をはめた女子高生。 ポリ公のポコ。 基本的にそのパペット主体で喋る。 とはいえ本体も話を振られたりすれば普通に喋る。 父親が警察官のため、そんな父親に憧れ、父親が忙しくて会えない時もそばにいられるように、と着けている。 <性格> ニコニコ割と明るい女子高生。しかし自分から動くことはほとんど無い。誰かに指示されれば完璧にこなす。 褒められたら耳を真っ赤にしてニコニコ喜ぶ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 幼い頃からずっと父親の帰りを待っている。 いってらっしゃいのハグも、おやすみなさいのキスも、忙しいお父さんのために我慢してきた。良い子にしてれば会えるって。お母さんが教えてくれた。 お母さんも忙しいみたいで、ほとんど家にいない。 寂しくないようにって、私を守ってくれるポコを連れてきてくれた。良いお母さん。大好き。 いつか、お父さんがただいまって、抱きしめてくれる。 そう信じていた。 高校2年生の夏。 お父さんが荷物を持って出て行ってしまった。 もう会えないって聞いた時。目が覚めた。 知ってる。知ってた。 お父さんは新しい家族のところに行くんだって。 ずっと昔からお母さんは知らない男の人と会ってるって。 もう私の帰りを待つ人もいない。お父さんもお母さんも私のこといらないみたい。 私は今でもお父さんもお母さんも大好きなのに。 死にたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 父親は警察官。若い頃は非常に忙しく、家族と接する時間が限りなく少なかった。娘を愛おしく思えないほどに。昇格し多少は自由な時間が増えた父親は自分を必要としている担当事件の被害者遺族に絆され、愛するようになる。 母親は母親で相手をしてくれない夫より別のいい人を見つけ、娘を1人家に置いてその人の元にフラフラと会いに行っている。 お互い不倫をしていることに気がついた両親はあっさり離婚。 渼八の親権をどちらが持つかで非常に揉める。 結果母親が親権を持つことになる。 自分抜きであっさり離婚が決した話し合いも、親権を押し付け合っている会話も、全部こっそり見ていた。 見ていただけ。 彼女が愛している父親、母親像は彼女自身の妄想。 共に過ごした時間が少なすぎるため彼女には両親が美化されて見えている。 父親と母親へ憎しみや怒りをもつことに恐怖を感じている。大好きなはずなのに嫌いになりそう……！怖い！ 嫌いになる前に死にたいという意思を持つようになり、自殺サークルの一員となる。 しかしなんでかうまく死ねない。 そのため左手首にはリストカットの痕が痛々しく残ってしまっている。 警察犬のパペットがリストカットの痕を隠しているのは、警察の「都合の悪いことは隠蔽する」という良くない特性のオマージュです。 当然父親も渼八のことは隠して新しい家族の元へ行っています。 後遺症:生へ対する執着 一時的狂気などで<自殺癖、自傷癖>を選ぶことが出来なくなる。 また、長期の入院により、CON と STR に-2 の補正。(1卓通過後回復)

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