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【犀片】 「百年待っていて下さい」 「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 薄紅 白玖──うすべに はく 年齢：18歳 性別：女性 身長：155cm 体重：50kg 誕生日： 一人称：あたし（私） 二人称：キミ、〜ちゃん ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 中高一貫校の高校1年生。あまり学内で姿を見られることは無く、偶に登校したかと思えば授業に参加せず屋上でぼんやり過ごしている。 性格から感性に至るまで、どこか常人とズレており変人。 屋上ではよくプリントやテスト用紙で遊んでいる。折り紙のように鶴や飛行機を作ったり、はたまた「何でもない」ものを只折ったり。 夏の日差しの下でも日に焼けず、また夏服ではなく冬服の長袖セーラーを着用しているにも関わらず一滴の汗も零すことは無い。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▽原作設定。不都合あればシナリオ準拠に改変。 薄紅白玖は、骨髄異形成症候群という血液細胞が減少し血液が正常に作られなくなる病気を患っており、余命は残り少ないとされる。 2年前、薄紅には愛し合った吸血鬼の男性がいた。しかし、彼は薄紅を愛したことで薄紅の血しか飲めなくなる。彼は薄紅の病気のことを知っていたため、愛する薄紅の血を飲むことを拒み、吸血衝動を餓死寸前まで抑え込んだ末、屋上で自らの心臓を杭で貫き命を絶った。 薄紅はどんな結末になろうと、最後まで彼と共に在ることを望んだ。しかしそれが叶うことはなく、世界に取り残され孤独となった薄紅は、静かに近付く自らの寿命を待ちながら、今も屋上に縛られ想いを馳せている。 薄紅の学年は高1だが、年齢は18。成績は優秀だが授業に出席しない日々を繰り返し、2年分留年している。 骨髄異形成症候群により余命宣告されたのは半年前。その翌年度から単位免除を受けている。 「落ち着くから」という理由で、紙を折る。

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