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❏ 喜多見 帳 ( ｷﾀﾐ ﾄﾊﾞﾘ ) ────────────────────── 常に笑顔が張り付いているような、どこか胡散臭い男。 人見知りをしないためどんな人物ともニコニコと話す。 人と接するときは明るく話すものの、 性格がかなり捻くれており皮肉屋であるため言葉の端々に棘がある。 初対面の人間や取材対象など、 相手によっては都合が悪いため、棘を隠し良い人ぶろうとする。 職業は記者であり、主に芸能人や政治家のゴシップを生業としている。 帳の書く容赦が一切ない記事には 一部のコアなファンがいるとかいないとか。 社内ではあの人は仕事はできる人だけど 自分はなるべく関わりたくないと距離を置かれている。 本人自体筋金入りの人嫌いであるため 距離を置かれていることは自覚しているが何とも思っていない。 動きやすさからむしろ好都合だと思っている。 ❏ memo ────────────────────── 狂信者 準拠 一人称:俺　二人称:貴方(猫被り)/あんた ❏ 特徴 ────────────────────── 5-6　 異物への耐性 ∟体内の免疫力が発達している。 　毒(POT)を抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20%。 2-5 鋭い洞察力 ∟優れた感覚の持ち主であるため、＜目星＞+30%。 ❏ HO込設定　 ────────────────────── ⬇︎ 荼毘に落つ/ HO1秘匿ネタバレ注意 . . . 物心ついたときには 父はおらず、母と二人暮らしだった。 ヒステリックな性格で気に入らないことがあると すぐに手が出る母であったが、 持ち前の顔の良さから彼氏は絶えなかった。 父親似である帳に対し彼を思い出し腹が立つ等、 何かしら理由をつけては暴力を振るわれていた。 そのためできるだけ関わらないよう目立たないよう 家の中では常に空気のように身を潜めていた。 ある日いつものように 感情を爆発させた母であったが、 その日はいつもと違うことがあった。 それは家に来ていた彼氏を 母が怒りのあまり刺し殺したということ。 そんなつもりはなかったと散々泣き喚いたあと、 捕まるのは絶対に嫌だからと自殺を図った。 とはいえ一人で死ぬのは怖い、 そんな身勝手な理由で帳も巻き込まれ無理心中をすることに。 結果、運が良かったのか悪かったのか 帳は一命を取り留めた。 その後回復をし、施設に引き取られることに。 母から解放されたと喜んだのは束の間、 「あいつの母親は身勝手な殺人犯である」 それを理由に距離を置かれ、 徐々に学校でも施設でもいじめの対象となった。 大人になり処世術を身につけたことで 過去のようないじめや嫌がらせを受けることはなくなった。 しかし過去の出来事から極度の人嫌いに。 ゴシップの記者になった理由は 記事一つで人の人生を壊せるかもしれないから。 ある日カルト組織「菩提樹」と出会った。 最初は宗教なんて、と突っぱねたものの 菩提樹にはあなたと似たような境遇の人がたくさんいる。 ずっと辛かったでしょう、でもこれからは私たちが仲間になる。 などといった暖かな言葉たちに これまで人に優しくされたことがなかった帳は 心の隙間に付け込まれ、促されるまま菩提樹のメンバーに。 人嫌いは相変わらずではあるが菩提樹の人は別。 生贄についてはそういうもの、という認識だけで特には疑心等は抱いていなかった。 青葉に対しても贄の人間という以外特別な感情はなかったが、 彼女と過ごす何気無い日々は今までのどんな日よりも楽しく、 そして彼女の人柄にいつしか惹かれるようになった。 初めて抱く感情に戸惑いつつも、 彼女はもっと遠い場所で 平和に笑顔で暮らして欲しいと思うようになり、 初めて組織に刃向かうことを決意した。 そのための準備をしていた矢先彼女が死んでしまい動揺は隠せないでいる。 青葉の死は催眠をかけて近づいた自分の責任であり、 守れなかったせめてもの償いをと、 彼女の死の真相を知り、この事件を解決したいと思っている。 ❏荼毘ED後 ネタバレ注意 ────────────────────── . . . . ED後 真相を知り、それでも青葉への償いをするべく 菩提樹を裏切るかたちでなんとか事態を収めることに成功した。 彼女の最期の声を確かに聞いたが、自分が行っても意味がないと駆け寄ることはしなかった。 菩提樹を裏切ったことを後悔していないといえば嘘にはなる。 メンバーのことは今でも好きだったから。 菩提樹のやろうとしていたことに刃向かったのはあくまでも彼女への償いとしてであり、 その償いも彼らを阻止したことで自分の中で終えたことにしている。 菩提樹も彼女もいない世界に興味はない。 償いも終えたしせっかくなら菩提樹の意思を継いであの日、 自らが止めた計画をもう一度できたらなぁと日々方法を探している。 ❏ HO ────────────────────── PC1：あなたは青葉の交際相手だ  共通 HO：あなたは彼女を愛している。 この事件を解決したい。  秘匿 HO：記録 あなたは女性を生贄に捧げる カルト組織「菩提樹」のメンバーだ。 彼女に催眠をかける事で 元の交際相手から別れさせ、彼女に近づいた。 当初は重要な生贄として 捧げる為であったが、 あなたはいつしか彼女に惹かれ、 組織の陰謀から遠ざけたいと思うようになった。 今回の事件は、準備を進めていた矢先の出来事だった。 あなたの本当の目的は、 「彼女の死の真相と 自分が所属する組織の真実を知ること」だ。 目的を達成した場合、 その後の選択はどの様なものをとっても構わない。 ◆事前情報 カルト組織「菩提樹」 虐げられたもの、理不尽を受けたもの達、 悩みを抱えた者達が 救われる止まり木として生まれた組織。 表向きは酒造会社「ヴェール酒造」として運営している。 その実、裏で商品モニターの女性の情報を集め、 「菩提樹」にとって適切な生贄を選定し、 催眠をかけて宗教にのめり込ませ、捧げている。 ◆探索者について PC1 はヴェール酒造に勤めていても、 別の仕事をしていても良いものとします。 社員であり、信徒の人間もいれば、 信徒のみの人もいるからです。 そして、菩提樹のメンバーは 会社外にも存在すると考えて構いません。 さらに、この組織に入るものは皆、 「虐げられた者、理不尽を受けた者、 悩みを抱えた者達」であり、 PC1 も例外ではありません。 何かしらのコンプレックスや恨み、 暗い過去等を持っている人物として創造して下さい。 別の仕事をしている場合でも、 ヴェール酒造の社員証は所持しているものとします。 青葉と同棲はしていませんが、 彼女の家の合鍵は所持しているものとします。 また、PC2 の名前、年齢、職業を予め知っています。 《※PC2のプロフィールが決定次第お伝えします》

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