タグ： 植木鉢たかはし

「ま、大丈夫ですよ！ なんとかなります」 「えぇぇぇ……それ俺やらなきゃダメ……？」 「……どう頑張っても、理解できないことはある。例えば、自分で自分を殺すやつとか、さ」 　27、まだまだ若手の刑事。どちらかと言うと楽観的で、仕事熱心と言うより、休む時は休みたい。仕事はちゃんとやりますよえぇ。 　正義感はある、けれど自分自身の大切なもの＞正義って感じ。いざ選べと言われたら迷いそうではあるが。 　家族はいない。両親は大学の後輩？とかの連帯保証人になった結果借金に追われ、瑠希が17の時に瑠希を遺して自殺。その後引き取られた祖父の家で、認知症の祖父を介護しながら、その年金と補助金、バイト代で何とか生活しながら高校へ通った。 　奨学金を使い、大学へ進学したところで祖父も亡くなり、連絡の取れる身内はみんないなくなった。……ちょうどそれくらいから、刑事を目指し始めた。 　相手や世間体を気にして気遣って、それで自分が潰れるなんて馬鹿馬鹿しい。だからこそ、何よりも自分を大切にするように、自分を優先するように、意識して生きている。 　出来ているかどうかは別問題である。 《技能関係》 ・図書館→ゲームなどをする余裕はなかったため、娯楽は本 ・化学→鑑識の仕事にちょっと興味がある ・回避→身を守るため ・応急手当→祖父の介護で身についた

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