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両親は共働きで多忙、加えて病弱な自分の世話もあって常に疲れているのを幼いながらに感じ取り、後ろめたく思っていた。 特に父はあまり協力的でなく母に面倒を押し付けがちだったために、少しずつ夫婦仲が険悪になっていく。 そんな中、小学校4年生(10歳)の頃に妹が誕生する。 秋兎１人の世話でさえ手一杯の両親にとって、それはあまり喜ばしい事ではなかったようで。 負担が増した分、怒鳴り合っての喧嘩が日常化した両親は、自分どころか生まれたばかりの妹すら放置する事もざら。 そんな両親に代わり、自身の体調をおしてでも兄である自分が妹のお世話をしていた。 そんな事を続けていたのがよくなかったのか、中学に上がってから容態が悪化し長期の入院へ。 この時点で両親の夫婦仲はもはや取り返しのつかないところまできてしまっており、退院後しばらくして秋兎の中学卒業と同時に離婚する運びとなった。 父よりは幾らか母の方がマシだろうとふんで妹は母方へ、自身は父方へと引き取られ、その後は別々に生活。 高校に入り次第、仕送りを生活に充てながらバイトもしつつ、父とは離れて一人暮らしをするように。 妹と直接会う事はなく、兄妹としてのやり取りはなくなってしまったが、それでも毎年一方的に誕生日のお祝いだけは送っていた。(妹のために描いた絵と雑貨などのプレゼントを一緒に。) 「家庭崩壊の原因は自身の病弱さが両親へ負担をかけた事」だと思っており、病弱な事をずっと気に病んできた。 また、スポーツ・習い事もまともにやった事がなく特技と呼べるものがずっとなかったので、それがより病弱さへのコンプレックスに。 そんな折、はじめて自分の特技と胸を張っていえる絵との出会いはとても大きな事だった。 よく妹と絵の見せ合いっこをしていたので他人の描く絵を見る事が好きで、よりたくさんの人の作品を見たくて美術教師を志すように。 病室で描いてた名残で、画材も少なめで手軽に描けるスケッチが得意。 他人の不機嫌に慣れているからか動じにくく、両親を少しでも刺激しないようにと感情をあまり表に出さないようにしてきたため表情が乏しく「何を考えてるのかよくわからない」と言われる。 妹がよく名前いじりでうさぎグッズをプレゼントしてくれたのが嬉しくて、大人になった今でも大事に身に着けている。 そのため周囲からは「うさぎ好き」だと誤解されており、プレゼントされる事が多い。 困っている訳ではないし、誤解を解くのが面倒なので放置してたらどんどんもらい物で増えていくようになり、折角だからと律儀に実用していたらまたさらに誤解が深まるという悪循環。そのうち自分でも無意識にうさぎグッズを集めてしまうようになり、今ではそれが趣味。 ただ集めてるだけで特別好きではないのと、人柄に合わないのでそれが更に「よくわからない」の評価につながっている所でもある。 ■ソープスクールHO4 「HO④先生って何考えてるの」 ・あなたは美術教師です。 以下、秘匿内容 ▼過去 あなたは幼い頃体が弱く、中学生の時に長期の入院をしていました。入院中に絵を描く楽しさを知りました。入院中の記憶は曖昧でしたが毎日のように妹や、他誰かがお見舞いに来てくれて、描いた絵を色んな人に見てもらっていました。退院後も通院を続けていましたが、教師になってから調子が良く病院に行っていません。 ▼自殺した生徒について 彼女はあなたの実の妹です。名字が違うのは両親が離婚しているから。それまでは仲の良い兄妹/姉妹でした。現在、互いの立場の事もあるので周りにはそれを隠していましたが、他人のように接してくる冷たい妹に対し少し不満を感じていました。妹はHO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活でもいつも 1 人で心地が悪そうにしており、よく保健室に行っていました。実の家族であるあなたに何も相談して来ませんでした。 ※「兄」と明記していますが、姉でも可。 ※15 歳の妹がいる設定のため、年齢は 30 歳以下で作成 ★芸術系技能に+50% 【ENDｰA】 記憶を消去、施設にて母と妹(吉良えりな)と共に生活を送っている。

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