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「白夜の歌｣ □ 職業：自宅警備員 特記：CON-1。ネット上の噂話に関する『図書館』+20。 特徴表： ・前職 前職「公務員」 EDU*3(54ポイント)分をビジネスマンの職業技能に振り分け ・珍しい技能 INT*3(48ポイント)分を「芸術：動画編集」に振り分け □イメソン 「転生林檎」 ピノキオピー □ 現在定職には就いていない男。 収入らしい収入は、とあるゲーム系活動者の動画編集作業で、そいつらからお金を貰っている。 自分より一回り若いやつらなのでめちゃめちゃ不服だが、背に腹はかえられない。自分も動画に出てやろうとゲームをやってみたけどあまりセンスは無かった。 すげぇ笑われた。腹立つ！なんだアイツら！ このままずっとあんな若いヤツらにこき使われてたまるか！ 何か自分の技術を活かして…なんか…なんか自分も発信出来ないか…。 そんな時に見つけた壱岐島の不可思議な現象。 ははーーーーーん。これだ。今は都市伝説系Yo〇Tuberの時代って訳だ。 俺は決めた。俺はYouTuberとして絶対に成功する。絶対に絶対にだ。 その足がかりとしてこの壱岐島の謎！俺が解明してみせる！待ってろ！ □ とある街の役所勤務だった。 典型的な冴えない男で、取り柄と言えばまぁ無難に勉強は出来たことだけ。公務員になるのは簡単だった。 学生時代に輝かしい思い出など皆無だ。彼女なんていた事ないし…まぁ画面の向こうには何人かいたから関係ないですけどw 彼女通り越して嫁でございましたけどw そんな強がりをしたって、やはりリア充は羨ましいし妬ましいもので。 でもそんな俺には仲間がいた、同じ職場の後輩だ。 入ってきたそいつに教育をしていた俺はビビビッときた。 あ！！！！こいつは！！！！！俺と同じ香り(かほり)がするでござる。 そいつとはなかなか意気投合して、初めてと言っていいほどの親友となった。 ゲームとか漫画とか色んな話が出来た。まぁ拙者ほどのオタクではござらんかったけれどもw 楽しかった毎日が つまらん職務も毎日のオタトーーーークがあれば乗り越えられた。 だがそんな栄光は長くは続かなかった。 後輩氏には彼女がいた。 なんてことだ。 仲間だと、そう、思っていたのに。 拙者は裏切られたのだ。 後輩氏は彼女じゃないって言っていたけれどそんなの嘘だ！！！！！俺は知ってるぞ！！！！！！ 幼なじみの女の子で高校から離れ離れだったけど数年前に突然家に転がり込んできてそのまま住んでるけど彼女じゃないなんてそんなラノベ展開認めるかーーーーー！！！！！！！ ショックだった。 そのショックの勢いで退社してしまった。本当に勢いで。 え？俺なにしてんの？ 突然何もかもを失ってしまった。勢いで。 でもこのまま諦めてたまるか。 許せん…羨ましい…俺もラノベの主人公みたいにモテたい…突然異世界の女の子に勇者様とか言われたい… その夢を抱えて、俺は旅に出た。 嘘だ。アルバイトや手伝いをしまくった。手当り次第やれば、どれか当たるはずだ。俺にしかできない、俺にしかやれない、俺のための天職がきっと！ 探偵見習い(鍵開け、変装)とかジャンク屋(機械、電気修理)とか知り合いの馬の世話(乗馬)とか宇宙人同好会(オカルト)とかパパラッチの助手(写真術)とかあれとかそれとかこれとか、とにかく色々やった。 だがどれもこれも長くは続かなかった。 なんか、違う。どれも合わない。俺の理想じゃない。後輩の俺の事を気にかけてくれる優しい美人の先輩も、異世界の姫も、料理上手なツンデレ妹も。 どこにもいないのだ… 俺は引きこもった。 流石に何もしないのはまずいから、パソコンでできる仕事を適当に探した。 そうして今に至る。今は編集作業をしながら売上の一部を貰う日々。 若いやつにやいのやいの言われて、こき使われて、ゲームして…まぁ何だかんだ楽しいが……。 いやいやいやいや！！！！！俺は！！！！！諦めない！！！！！！！！ 今回で俺は一躍有名になってアイツらをギャフンと言わせてやるのだ。 今のうちにふんぞり返って待ってるといいさ フハハハハハ！！！！！

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