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クトゥルフ2015【芸術家】ベース 特記:専門とする分野の〈芸術〉または〈制作〉技能に+10%のボーナス 専門分野:マジック 愛称:シャティ 明るく好奇心旺盛で楽しいことが大好きなマジシャン。言動に品があるもののどこか抜けている。 また方向音痴なところがあり、1人で出歩くとすぐ迷子になるのでどこかに行く際は誰かと行動することが多い。 とあるマジシャングループに所属しており、仕事仲間と部屋をシェアして暮らしている。 前々から銃を使ったマジックを考えており、その練習をしている。この頃かなり上達してきたので、今度のショーで披露する予定でいるらしい。 職業柄落ち込んでる人や暗い顔をしてる人がいると放っておけない。 10歳の頃、彼女を除く家族全員が謎の失踪を遂げている。強い精神的ストレスからか彼女は自分の家族がどうなったか、どこに行ってしまったのかの記憶がなく、また当時のままの姿で身体の成長が止まってしまった。 なので、歳の割にかなり小柄な体格をしている。 しばらくの入院生活で落ち着いた頃に、1人になってしまった彼女は孤児院で暮らすことになった。 同じような歳の子は何人もいたし、遊びに誘わることもあったが家族を失った孤独感が拭えず塞ぎ込むことが多かった。 そんな生活の中、ある日孤児院にボランティアとしてやってきたマジシャングループがやってくる。 明るく楽しげな音楽と共に華やかな催しが行われ、はしゃぎ喜ぶ子供たちの中で、しかし彼女だけは楽しむことが出来なかった。 するとグループの中にいた一人の男が声を掛けてきた。優しい口調で話してくれていたが、警戒し打ち解けることができないでいる彼女に男は「必ずまた会いに来る」と言って、手から咲かせてみせた花を手渡して去って行った。 それから度々男は彼女に会いに来ては、楽しく話をしたり、手品を見せたりして彼女を喜ばせた。 そんな男に気を許した彼女は、自分の過去を彼へと打ち明ける。 事情を聞いた男は、こう自分に持ち掛けた。 「きっと君の家族は今もどこかで生きている。だから私と一緒に探しに行こう。」 その言葉に彼女は頷いた。 そうして今、彼女は昔の暗い少女とは思えないほど、 明るく笑う女性になり、男の所属しているマジシャングループの中でも優秀なマジシャンとなった。 そして辛いことがあれば寄り添い、楽しいことがあれば笑い合えるような仲間、いわゆる家族のような存在を彼女は手に入れた。 人間師後↓ 自分を救ってくれた男の命を守るために、目の前にその犯人がいるのにも関わらず、犯人の指示で彼女は自分を信用し親しくしてくれた友人達を裏切り、その命を奪おうとした。しかし、その目的は別の友人によって阻まれた。 色々とあり、犯人が死んだことで人質にされていた男の命は守られた。 本意ではないにしろ命を狙った自分を友人達はもう友人としてみてくれないだろうと彼女は覚悟したが、友人達は彼女を許してくれた。 彼女は大切な人の命を守り、心優しい友人達を失うことはなかった。 取得呪文 《イス人との接触》 この呪文は時間を遡ったり、未来へ行ったりするものではありません。 呪文をかけるには 4MP と正気度を 1 コストとして使用します。 イス人の精神が、呪文が発動した時点で術者から 半径 160km 以内にいる人間の肉体を占有していた場合、イス人は呼びかけに気が付きます。 ですが、その呼びかけに応えるかどうかは、イス人の興味や警戒心の度合いによるでしょう。 《ミ＝ゴとの接触》 呪文をかけるには 4MP と正気度を 1 コストとして使用します。 呪文が発動した時点で術者から半径 160km 以内にいるミ＝ゴはこの呼びかけに気がつくでしょう。 ただし、それに反応するかどうかはミ＝ゴの興味や警戒心によりますし、 そもそもミ＝ゴの言葉を人間に理解できるかは別の問題です。 《ショゴスとの接触》 呪文をかけるには 4MP と正気度を 1 コストとして使用します。 呪文が発動した時点で術者から半径 160km 以内にいるショゴスはこの呼びかけに気がつくでしょう。 ただし、それに反応するかどうかはショゴスの興味や警戒心によりますし、 そもそもショゴスの言葉を人間に理解できるかは別の問題です。 特徴表 ＊行方不明の家族 探索者には行方不明の家族がおり、キャンペーンの間に現れるかもしれない(例えば、海で遭難した、異国で死んだと思われている、他の親類に連れ去られた)。 ＊方向音痴(D)(興味P+50) 〈ナビゲート〉の基本成功率が1%になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない。 通過シナリオ 嗤う人間師 生還 Dlma 生還 Dlmaネタバレ↓ 《トートの偽足》 《トートの偽足》はオリジナル魔術です。 他シナリオで使用する際は、KP の判断を仰いでください。 《トートの偽足》は半透明の巨大な触手を召喚する魔術です。 半径 20m 以内にあるものを、その触手を操り、持ち上げたり、押して移動させることができます。 STR50 で持ち上げられるものは、だいたい持ち上げることができるでしょう。 ですが、触手の動きは非常に緩慢で、時速 10km より速い物体は捕まえることができません。 ただし、触手に触れたものは表面が腐食し、1D6 のダメージを負います。 その後 1 分経過する毎に 1D6 の追加ダメージが発生します。 《転移》 オリジナル魔術です。 他シナリオで使用する際は、KP の判断を仰いでください。 《転移》は《門の創造》に非常に近い魔術です。 1m 以内にある対象物を指定した座標に移動させる魔術で、 壁や床を無視して移動させることができます。 ただし、対象はひとつの物体。 大きさは 2m ほどのものまで、転移できる距離は 3m 程度が限界です。 その対象に、自らを選ぶことはできません。 術者はまず、魔法陣で印を付ける必要があります。 そして魔法陣の上で 4 ポイントの MP と正気度を 1 消費し、魔術を完成させます。 すると対象が光はじめ、姿を消し、術者が指定する座標に出現します。 魔法陣は残ったままです。

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