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夏空 万里(ナツゾラ-マリ) #00bfff_deepskyblue 警察官。 いわゆるおまわりさん。 高校卒業後すぐに警察学校に入り卒業、警察官になって5年目。 交番の前を通る子供たちに手を振る光景が日常になってきている。 手袋を着ける癖がある。仕事時は白、プライベートでは黒。 ○職業技能 警察官(2010)をベースに取得。 [言いくるめ][法律]を[精神分析][図書館]に置換。 ○特徴表 ＜1-7＞勉強家 EDU+1(年齢の下限は適用されない)。 ＜5-8＞大酒飲み アルコールを毒のように扱う場合、POTを1/2(端数切り上げ)にする。 ○名前 夏空 万里(ナツゾラ-マリ) ・名字:PCは夏・KPCは冬をイメージにし、季節を分け合った。 冬の男が夏の女をシナリオを引き込む良さ。 ・名前:PCとKPCで2人合わせて「万里一空」。 「どこまでいっても世界は一つの空の下」という言葉から転じて、 「一つの目標に向かって努力し続ける事」の意味で使われる。 〇不定の狂気 ＜9＞一時的偏執症：特定の状況やストレスによって引き起こされる、一時的な猜疑心や不信感 →エアコンや空調の近くを避ける、風が直接あたる場所も嫌がる 期間：2025/7/12～2026/1/11 以下シナリオバレあり 『楽しい過族の作り方』 PC:警察官 仕事が終わって夜、ひとりで晩酌をしている時にふと思い出す。 あれだけ耳にこびりついていた実の両親の声がパタリと止んだ日。 自分の手が赤黒く、不自然にぬるい温度をしていた事。 世界から逃げ去ってしまおうと閉じかけた目に、幼馴染の暗い微笑みが輝いて見えた事。 そして、暗闇の中に”ふたりだけの秘密”を埋めた事。 親戚の家に引き取られてからは、自分の罪悪感を忘れたくて必死で良い子になった。 人格者であれば、周りの人々に支持されていれば……過去の暗闇を覆い隠せる気がした。 親戚にいつまでも学費を払わせたくなくて、高校卒業後すぐに警察学校に入った。 人を守る仕事に就けばもっと良い人間になれる気がしたし、はやく一人暮らしをしたかったからちょうど良かった。 秘密を抱え続ける生活は窮屈で、自分を飾らずに居られる時間がほしかった。 ランドセルを背負って歩く子供たちを見ながら ”この子たちの中にも、もしかしたら自分みたいに困っている子が居るかも” と親身になれるのは、被害者の視点に立てる自分の強みと思っていいだろうか。 「自分だって加害者のくせに」と缶を揺らす。 缶の中のアルコールのように、思考と記憶がゆらゆら寄せては返す。 良い酔い方ではないと思うけど、これで昼間に明るく振る舞うためのバランスを取っているので許してほしい。 まぁそもそも、許される生き方はしていないけれど。 あの時秘密を分かち合った幼馴染とは、あれ以来会っていない。 今はどこで何をしているんだろう……。 地元も親戚も、少しづつ過去を覆い隠すように切り離してきたから、 奇跡のような思い出として今でも思い出す一方……彼と再び会う事はないのだろうと思っていた。 その本人から、過去を掘り起こすような連絡が来るまでは。

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