タグ： さーもんらんど

◆文字色：(#) 特に目立ったところもない、凡人で地味な青年――なのだが、異質たる点が一つだけあった。 それは、常人ならざる不幸体質であること。それゆえに欲求・自己肯定感も薄く、卑屈な部分も目立つ。 自分の口から願いを口に出した途端に不幸な目に見舞われるのではという極度の恐怖症レベルである。 自分の不幸が他人に降りかかってしまうことを恐れている為、交友関係は狭い。 基本的に大人しくお人好し。困っている人を見かけると見過ごせない。且つプライドが低く平和に過ごす為ならなんでもする。 誰相手でも愛想よく下手に出ることが多く、そういった意味でも交渉事が上手いのかもしれない。相手に悪い気はさせません。 自分の話が下手な分聞き上手。話すのは下手くそだと本人は思っている。 精神状態が極限まで追い込まれると、どもって喋るのがままならないときがある。 困ったように諦めたように、へにゃりと柔らかく笑う癖もある。 ◆職業 私立探偵(基本) ＋個人的な技能1つ選択：聞き耳 ◆特徴表(2015) ①天才…生まれつき頭の回転が速い。INT+1 ▽ キャラクター詳細 ▽ ────────────────────────────────────────────── ◆掘り下げ 幼少期からつらい目に遭いすぎて泣くことを忘れてしまった。のでどんなにつらくても全然泣かない。 メンタルが強くなったかというよりかは単なる諦めである。諦観主義な傾向が強いだろう。 この不幸体質を何とかしたいと、昔は思っていたが今は特に思っていない。 ＊ 生まれ切って不器用で、幼少期に両親を亡くしている。自身も生死の境を彷徨ったが、かろうじて生き永らえた。 それが『日々夜善の人生における最初で最悪の贈り物(不幸体質の始まり)』だったのかもしれない。 これ以降、物をよく失くすわ事故や事件に巻き込まれやすいわ(そのせいで足に大怪我を負いDEX8)。 何かと傷を作るわ(APP11)、自分の望みや願い、夢や希望を悉く打ち砕かれるわといった碌でもない人生を送っている。 ＊ 日常の出来事を一日数度に分け手帳に記していることもあってか、人より少しだけ暗記力に長けている(INT14)。 ふとした相手の仕草や好み、心理からくる言動や特徴をよく捉え覚えている(目星)。 そこから心理を図ることも得意で(心理学)、彼の観察眼は交渉方面にもってこいと言えるだろう。 暗記科目に強いので、学生の頃は社会科目が好きだった(歴史)。 ◆補足事項 一人称：僕or俺 苗　字：植物の日々草より。花言葉は『追慕』『揺るぎない献身』『忘れえぬ思い』。 名　前：善行を重ねてほしいという親からの願いを込めて。 備　考：好きなものは甘いものと紅茶、黄金色。嫌いなものは酸っぱいものと雨の日(傷が痛むので)。 ────────────────────────────────────────────── ▽ 以下通過シナリオのネタバレ有 ▽ ────────────────────────────────────────────── ◆参加シナリオ 『頭夢児島殺人事件』HO1 - 探偵助手 ────────────────────────────────────────────── ---『頭夢児島殺人事件』にて--- 【　HO1：不幸体質の探偵助手　】 　あなたは何をやってもうまくいかない。いわゆる不幸体質だ。 　仕事で重大なミスをしてしまい、家賃の振り込みを忘れて路頭に迷った。 　冷たい雨が降るある日に、あなたはひとりの少女に拾われる。 　「君、行くところがないんだろ？ボクのところにおいでよ！」 　彼女は「伊奈名 璃々那(いなんな りりな)」敏腕な探偵だ。 　あなたの不幸体質を相殺するほどの幸運体質に、あなたは彼女に深い恩義を感じている。 　彼女もあなたに全幅の信頼をおいている。 ★POWを必ず3～5で取得してください。 　2+1D3で判定 ▼伊奈名 璃々那に対して 『伊奈名 璃々那とは、日々夜 善にとっての幸運の女神様である。』 彼女には全幅の信頼を置いており、彼女と共に行動するときはある程度気にせず行動できるのが救いとなっている。 拾ってもらった件について何度も事あるごとに頭を下げてお礼を言っている。いまだにお礼を言っているのだった。 探偵という職業にそれまで造詣が深いわけではなかったが、現在進行形で彼女の頼れる右腕になろうと奮闘し、 持ち前の「聞き上手」という点を生かして交渉術に長けるようになった。 それなりに依存している、という自覚はあるものの、勿論口には出していない。 彼女に対して並々ならぬ執着と思いを抱いているが、彼女のことを深く愛している為、 関係をどうのこうのさせたいという狙いはない。 というかそもそも、自分の神様に特別な強い感情を向けるなんておこがましいのでは？とすら考えている。 たくさんの人も最初は自分に親身になってくれてはいたが、やがて付き合いきれないと離れていった。 彼女もまたいつか自分を見限り、捨ててどこかに行ってしまうのだろうか。――その不安にばかり囚われている。 ちなみに黄金色が好きなのは、彼女の瞳の色だから。 ──────────────────────────────────────────────

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