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世界を支配する為に各国を旅するおぼっちゃま。 出身はロシアであるが現在の居住地はイタリア。 義務教育放棄のボンボンキッズと思いきや幼い頃から勤勉。知識量も年齢相当のそれではない。 日本のファンタジー書籍やゲームが大好き。剣と魔法の世界を中心に影響を受けまくっており、いつか自分も闇魔法を会得し隕石を降らす程度にはパワーを付けたいと思っている。 性格はコテコテのツンデレ。甘やかされて育った為周りの人間が自分にひれ伏すのは当たり前だと思っている。 今日も彼は宇宙を統べる王になるべく、王道を往く。 ウィル…未来予測 ステラ…伊語：恒星 カロ…露語король：王 ギャラクシア…銀河 世界を旅するきっかけは母の病死。 身体にまるで銀河を描くような薄黒い奇妙なアザが出現し、それ以来病床に伏せる。 母の病気を治すべく各国を飛び回り解決法を探していたが、その甲斐無く他国に滞在中容態が悪化。 帰国した時には既に訃報が届いた後だった。 彼が看取ることが出来ないままに母親は逝ってしまった。 母親の死後、ウィルの身体にも染み出るかのように痣が出現したのだった。 創世の芽 ある空の裂け目には地球の膜を超えた先の光景が広がっている。 遠い遠い星の輝きを目にした者は遥かなる世界の真理の断片に触れる事となる。 その光には宇宙の果てからの「贈り物」が内包されており、眼球を通して身体の奥底に宿る。 芽吹いたそれは人間の感情や思考といったこの世で最もまばゆい輝きを持つ力を糧に長い時間を掛けてゆっくりと成長していき、やがてその身を広げきった「贈り物」は宿主の心からの絶望により開花。 急速に放出された光輝く星達は瞬く間に宿主の身体からあらゆるものへ銀河の橋を架け、たっぷりと実を付けながら新たなる世界を創造する。 宇宙の中に誕生した宇宙は元ある外殻を飲み込み際限無く広がるだろう。 絶望に満たされる前に宿主が死亡した場合は宿主が想う一番大切な人へと移ってゆく。 宿主が強く想う人間ならば更なる糧を得られるが為… 発芽した小宇宙を絶やす唯一の方法とは？

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