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===VOID HO3====================== HO3 刑事/30代限定/サブマシンガン推奨 貴方は他の課から移動してきた刑事だ。 今まであらゆる事件を解決してきたことだろう。 ================================ 「ーーー俺たちは所詮社会の狗だ。狗でいたくなければ、せいぜい偉くなることだな」 藤色の髪をした男性。今年で32歳になる（2050年時点、2018年生まれということになる）。 順調に行けば公安警察第一課に戻れてもおかしくない時期になり、いよいよかと思われたがドロ課に送られた。 ドロ課に来る前は別の部署に所属しており、その能力の高さを活かし今までいくつもの事件を解決してきた。これまでの功績もあり、周りから信頼を得ている。 一方で出世欲が強く、警察組織のより上層部へと上り詰めたいという意志を隠していない。 上の命令には忠実であり、きれいな仕事から汚い仕事まで広くこなす。 手柄のためなら手段を選ばないため、良くない噂も少なくない。 前評判だけを聞くならとっつきづらい人物だが、仲間思いで人を見捨てられない性格。 HO4は前の部署の上司に朝まで飲み会につきあわされた帰りに拾った。 「縁」という名前は慧糸がつけた。人に由来を話すときは「合縁奇縁」の「縁」と紹介する。 『宴会帰りで気分が良かったから宴のえんなのでは』という噂もある。本人曰く「あのときはクソほど悪酔いしてたからそれはない」とのこと。 正確には彼が目指しているのは公安の上層部。真の意味での社会の治安維持とは現在の形態では不十分であると考えており、警察という組織の人間を自分で動かせるようになることでより多くの人間を守れるようになると考えている。 現在自分が所属しているような部署では、事件が発生してから動くため本質的には手遅れだと感じている。 大規模な犯罪、テロ、不利益しか産まぬ暴動、権力者の悪事による影響が民衆に波及することなどを未然に防ぐことこそ自分がなすべきことであると考えている。 【過去の出来事】 慧糸には幼馴染がいた。 リボット社の台頭、アンドロイドの広い普及によって社会の様相は一変した。 人間の仕事が奪われ、職を失った人が大量に出た。 法の整備が遅かったこともありアンドロイドの爆発的な普及によって混乱した人や理不尽な目にあった人は少なくなく、政府への不満が高まった。 そのため、アンドロイドに反感を持つ人々やただ騒ぎたい人によって大規模な暴動が起こった。交通機関は麻痺し、各地で事故や事件が多発した。 慧糸の幼なじみとその家族はその暴動に巻き込まれ、重症を負った。直接的な原因としては車に轢かれたこと。 彼女は家族はなくなったが、彼女は一命をとりとめた。しかし植物状態となり、寝たきりとなった。 犯人は不明なままであり、捕まっていない。 慧糸は彼女の見舞いを続けたが、彼女が17歳の誕生日を迎える前日に彼女はなくなった。 【年表】 2018年　誕生（つまり令和元年ベイビーである）。 2030年　リボット社がVOIDを発表。年内に販売が開始される。 2031年　小学校を卒業する（3月）。 2032年　教科書に乗るレベルで有名な反アンドロイド派による暴動が起こる。 　　　　幼なじみが暴動に巻き込まれ、植物状態となる怪我を負う。 　　　　公安警察となることを志す。 2034年　中学校を卒業（3月）。高校に入学（4月）。 2036年　幼なじみが亡くなる。 2037年　高校を卒業（3月）。警察学校へ入校（4月）。白瀬恭雅と出会う。 　　　　 在学中、白瀬心を恭雅から紹介される。 2038年　警察学校を卒業。異例の大抜擢で公安警察に配属。 　　　　 新人として期間が終わり、パートナーが先輩刑事から白瀬へと変更になる。 2040年　所属する班が連続誘拐殺人事件の担当になる。白瀬とともに捜査にあたる。 白瀬心が行方不明となる。ほどなくして捜査が打ち切られる。 白瀬とともに独断で捜査を続けるが、上にバレて処分を受ける。恭雅は警察を辞め、慧糸は警視庁捜査二課へ転属となる。 2049年　宴会帰りにアンドロイドを拾い、「縁」と名付ける。 2050年　ドロ課へと転属。今回の事件の捜査にあたる。

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