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ヤギヌマ探偵事務所の所長。 困ってる人を助けていたらいつの間にか探偵を始めていた稀有な経歴の持ち主。 警察にしてみれば事件あらば首を突っ込む面倒な人。 依頼はそこそこの頻度で入ってくる･･･が、同業と比べてもあり得ないほど格安で依頼を受けている為、探偵事務所としては大赤字。 依頼者は常々「何で廃業しないんだ？」と疑問に思っている。 実は探偵業はあくまで副業であり、本来はマンション経営者。 その圧倒的な収入の一部を使って探偵業の人件費や設備・施設費に充てているので例え一切依頼が来なくとも潰れることは無い。 その探偵事務所も変わった見た目をしており、なんとヴィクトリア様式の古めかしい建物である。初めて依頼しに来る人でも一目で場所がわかる。 場所が場所なら観光名所の一つにもなっていただろう･･･‥‥実は現地住民には"待ち合わせ場所"や"道案内"の目印に使われていたりする。 内装もその雰囲気に合った家具で統一しており、海外の職人に特注したオーダーメイド品も何個かある。 日本に在りながら"英数字しか打てないタイプライター"や"使えるように改造したアンティークな電話台"とか飾ってある。 夜木沼曰く、｢探偵をやるからには形から入らないとね。」だそうだ。 もはや探偵業は大金が掛かった趣味である。 余談だが"朝熊 夜森"という過労死編集者ウーマンもマンションの入居者の一人であり顔見知り。 たまに飲みに誘っては愚痴に付き合ってる。 技能説明： ‐【目星・図書館・追跡】探偵としての活用している技能。証拠を発見する目星、資料を調べる為の図書館、調査対象の足跡を追う追跡など。 ‐【鍵開け】探偵としての技能･･･というよりは大家として日々入居者の鍵のメンテナンスをしていた為、一般的なロックの構造を大方把握している。 ‐【信用】探偵としての信用＋良き大家としての入居者たちからの信頼。 ‐【経理・値切り】マンション経営、事務所経営の為の技能。本来秘書とかも要らないけど"探偵に助手は付き物"という信条の為秘書を雇っている。 　　　　　　　　　値切りはどちらかというと"値切られない"、"ぼったくられない"為の技能に近い。 ‐【電気修理・機械修理】マンションの設備修理なども自分で行っていたので結構得意。購入したアンティーク品が壊れていても直せる。 　　　　　　　　　　　　改造だって出来ちゃう。

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