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ノア・グレイス(16) 特徴表:勉強家/実は生きていた 赤薔薇、ひいては学園最強の名を戴く最強の騎士。自分の実力に自信と誇りを持ち、全ては力持たぬ無辜の民のためにと誓いを立てている。主武器は重量のある片手剣だが、剣だけにこだわらず体術も使うバランスタイプ。最強になろうと思っていた訳では無いので「学園最強」という肩書きには無頓着だが、決闘などを申し込まれた場合はできる限り受けるようにしている。決闘と騎士たる誇りをかけた男の戦いであり、それ相応の覚悟を持って挑むものだと思っているので。上級生を含め挑みくるもの全てを下し、堂々と佇むその姿に憧れる生徒もいるのだろう。ただし、本人にその自覚はない。 休日は図書館に行って歴史書を読んだり、街に出て人と触れ合ったり、教会の孤児院の子供の世話をしたりしている。鍛練も大好き。むしろいつ休んでいるのかほとほと分からない。 顔の右上半分を眼帯で隠しており、誰にも見せようとしない。本人曰く「見ても気分のいいものではありませんから」 彼が使用する剣は特注品で、なぜ両手剣が主流である中片手剣を愛用し続けるのかは不明。 好きな食べ物はドーナツ →甘すぎないシンプルなやつが好きですね 苦手な食べ物はピクルス →滲み出る酸っぱさがなんか無理なんです。子供っぽい、ですよね。自分でもそう思ってます。何とか克服したいんですけど... 以下秘匿。 あなたはこの学園の学園⾧の息子だ。幼い頃に引き取られ、支局折々を経つつも彼に慈しまれて育った。また、その想いに応えるようにあなたは 努力を重ね、最強の騎士の名を手に入れ た。しかし父は 6 年前を境に変わってしまう。次第にあなたと距離を置き始めたのだ。どうやら出先でとある事件に巻き込まれたらしい。幼かったあなたに詳細は伝えられなかったがそれが原因だと察するに十分だった。 特殊作成条件 あなたは INT、STR、CON、DEX のいずれかを上限値まで上げることができる。 学園最強の騎士、ノア・グレイスは孤児だ。 5歳の頃、生家が放火により炎上、全焼。深夜の犯行であったため、また寝室が２階であったため十分に火の手が回るまで気づくことが出来ず、落下してきた木材等の影響で退路すら絶たれた。朦朧とする意識の中、彼の両親達はせめて彼だけでも助かって欲しい、とその一心でノアを覆い隠すようにして息絶える。両親の愛もとい犠牲をもって彼は一命を取り留めた。だが、焼死した遺体、落下してくる燃えた木材等々の影響で彼自身も全身、特に右半身に大火傷を負った。またこれらのショックで火事以前の記憶が朧気。 それでも、燃え朽ちていく家の中で父と母らしき人達が言っていた言葉だけは鮮明に覚えている。 「ねぇ、私たちの可愛い子。きっと母さんとお父さんはあなたが大きくなった姿を見届けてあげることが出来ないの。ごめんね、まだいっぱい教えてあげたいことがあったの。まだまだいっぱい一緒にやりたいことがあったの。でも、これだけは忘れないで。あなたは自分の好きなように生きなさい。私たちのためなんかじゃなくていい。自分の心のままに生きなさい」「お母さんの言う通りだ。お前は俺たちの間に生まれてきてくれただけで、それだけで2人の人間をこれ以上ないくらいに幸せにしてくれた。自分が自分の全てを賭けてやりたいことを見つけなさい。心の、魂のおもむくままに生きなさい。たとえすぐ側にいられなくても、俺たちはずっとお前のことを見守っている。」 「「ずっと、ずっと愛しているよ。ノア」」 彼は父の顔も、母の顔も思い出せない。だからこそ、両親から貰った名を心に刻みつける。 「ノア」と。 神にすらその勤勉さと誠実さを認められた人物の名を。いつかまた来るやもしれぬ命の選択を迫られた時、それを選択する側になれるように。手を差し伸べられる人物となれるように。 全ての人間を救えるとは思っていない。救えるのなら自分の両親も救われていたはずだから。手を伸ばせる範囲で、誰かを助けたい。もう庇護されるのは嫌だ。その思いだけが幼い彼に残っていた。 火傷の後遺症で右半身、特に肩周りの皮膚が引き攣っており思うように動かすことが出来ない。そのため満足に働くことが出来ず教会の孤児院に身を寄せていた。だが、7歳になる頃彼を引き取りたいと言う人が現れた。現在の学園長その人だ。ノアにとってこれ程の好機はない。彼は二つ返事で了承し養子となった。「その腕で騎士になるのは無茶だ」と幾度となく諭された。それでも諦めるという選択肢はなかった。「これが、これこそが俺が命を賭してでもやりたいことだ」と言って一切聞く耳を持とうとせず、学園長の方が折れることとなる。 片目は見えず、片腕は満足に動かせない。そんな状況を彼だけは「ハンデ」と呼ばなかった。この傷は両親が命をかけて自分を生かしてくれた証であり、両親が生きた証なのだから。両手が使えないのなら片手でも扱える剣を振るえばいい。剣だけでは心もとないのなら体術を使えばいい。肉体だけでは劣るというのなら頭を使えばいい。それすら劣るならただひたすら経験を積めばいい。命さえあるのなら何度負けようが折られようが立ち上がれる。生きてさえいれば。 彼は自分の剣と、そして両親に誓った。「己の命ある限り、人を助ける」と。誰かのためじゃなく、自分のために。もう目の前で命がこぼれおちていくところなんて、二度と見たくないから。 協会の孤児院について →孤児院の子供たちはひいては自分の妹弟のようなものだから可愛がっている。最低限の護身術とかも教えてる。「なにか怖いことがあった時に、やっていてよかったと思えるかもしれないから。そんなこと、一生無いのが1番いいけどな」 学園長について →拾ってくれてありがとうの気持ち。父さん母さんはちゃんと"いた"ので色々な心情から「親父殿」って呼んでる。大切な人。 でも６年前からはなんとなく距離ができちゃって、「学園長」って呼んでる。またいつか「親父殿」って呼びたい。 火傷について →日常生活に支障はないが、剣を振るとなると少し難しい。手を真っ直ぐに出来ないし顔より上にあげられない。急に動かすことも本当はしちゃいけないけど必要に駆られたらやる。 炎が怖い。料理の火や焚き火程度なら我慢できるけど、それでも怖いものは怖い。たまに夢も見る。優しい声の、でも顔は見えない父さんと母さんの夢。炎に巻かれる夢。あついよ、こわいよ。 口調について ・一人称は私。孤児院関係は俺 ・二人称は○○さんor君(きみ) ・基本的に年上には敬語。後輩には敬語無しだけど硬い。孤児院の子たちには気が抜けるのか口調は砕け気味。 例:おはようございます→おはよう→おっす 赤薔薇の寮長 →あまり詳しくは知らないけど、寮長を任されているということは学園の騎士たちの模範となる人であるため特に尊敬している先輩。気さくに話しかけてくれるから勉強で困ったことがあったり稽古つけて欲しいとこは頼みにいくのかも。 ステについて ・STR →左腕だけだったら多分14は固い。でも右腕があれだかこんくらいかなって感じ。まだ16歳だしね。 ・APP →火傷がどこまで顔の良さを下げるのか分からなくてとりあえずの所まで下げました。顔の作りはいいよ。火傷跡が若干皮膚ただれてるだけで。 2/11

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