タグ： PL:清水

基本ルルブ記載：作家、聖職者ベース(双方の職業技能を4つづつ取得) 【キャラ詳細】 とある大学に通っている青年。 元々は孤児院にいたのだが、幼少期に文城の一族に引き取られ、育てられて今に至る。 力が強いわけでも手先が器用なわけでもなかったが、彼は非常に強靭な精神力を持っている。冷静沈着。彼を表す言葉はそれに尽き、同時にその言葉こそが、彼の性質をもっとも的確にあらわしていた。 自分より小さな動物を手に掛ける義兄を冷徹に傍観した。義姉がした落書きの責任を転嫁されても冷たくあしらって相手にしなかった。 別に義兄と義姉が嫌いだったわけではない。家族として大切に思っていたし、一緒に生活していく上で無用なトラブルを起こしたくなかったというだけで、それ以外には何の軋轢もなかった。 ただひとつ。 『ああ、どうしてこのひとたちは、自分がなによりも上だと信じきれるんだろう』。 そんな疑問を、ねぶかく抱いてしまったこと以外には。 幼少期は本家血筋の人間から信仰と宗教について学ばされてばかりだった。 「こころのまようときは神をたよりなさい」「こころのまようときに悪魔をたよってはいけない」「こころのまようとき、祈りを捧げなさい」。順当に育てば、彼は敬虔な信者として成熟しただろう。だが、彼の精神はそれを許さなかった。 神はどこそこのなにがしさんが描いた高価な絵の中にしかいない。 それに気付くのにそう時間はかからず、気づいたと同時に、本家筋のひとたちの声はききながすだけのラジオになった。 ゆえに、あまり文城の家の人間とは親しくない。現在も冷戦状態のあの家に、戻るつもりは毛頭ない。 ちなみに、「久作」という名前は文城家に引き取られた時に付けられたものであり、以前の名前は忘れている。 性格は可もなく不可もなく、平坦。感情の起伏がないわけではないが、それをあまり表にだすことがない。 実際のところは他者への共感性が著しく乏しいタイプの人間であり、そうであるがゆえに幼少期に義兄と義姉が「自分のことを嫌っている」ということに気付くことができなかった。そうであるが故に、他人にどんなに嫌われていようと、それを理解せずに普通に接する。 大学においてはそういった自分の本性を覆い隠すように、わりとどこにでもいる「ディズニー大好き系男子」を装っている。実際のところ、ディズニーはそんなに好きではない。 また、幼少期からぼんやりと「どうして自分を『上の人間』だと思えるのか」と考えており、その疑問の解決の糸口になりそうなものと直面すると、すこしだけ活発になる。 「久作って、面白い名前ですよね。あはは」 【技能について】◆…職業技能　◇…興味技能　◎…両方 ◇杖…幼いころに文城の家で習わされたもの。おそらく使うことはないだろうけれど、からだが覚えてしまっている。「面倒だよね」。 ◇隠す…めんどうなものも、やっかいなものも隠してしまえばそれでいい。「臭いものには蓋をしろ、だそうで」。 ◆聞き耳…人が多ければ多いほど、盗み聞きは捗る。何が流行りで何が廃れて、誰が嫌いで誰が好きで、そういったことを聞くのに余念はない。 ◇精神分析…めんどうなことや、やっかいなことに巻き込まれたくはないから。「人は見かけによらないですよ」。 ◆図書館…一生学生でいたいと彼はぼやく。しかし試験の日は近づく。毎回重い腰を上げ、彼は大学の図書館へとおもむく。勉強のためだ。 ◇目星…めんどうなものや、やっかいなものがどこにあるかを見つけるため。「さがしものはなんですか、みつけにくいものですか」。 ◆説得…レポートの提出期限に間に合わない！ そんなときはこれ！ 『友達に見せてもらう』～！ なお、見せてもらえるかは別とする。 ◆ほかの言語(英語)…世界の公用語。ネイティブに会話できる程度はあるだろうと思っている。 ◆ほかの言語(ラテン語)…宗教学を学んでいると、たまにこの言語が出てくる。「絶対使わないよ…」そう思いつつも覚えるだけ覚えた。 ◆オカルト…ヨハネの黙示録、旧約聖書と新約聖書、哀歌など……。主にキリスト教圏内の諸々について、学として知り得ている。 ◎心理学…「どうして、義姉さんは俺になすりつけたんだろう」。本気で理解ができなかった。理解したつもりにはなれたけれど。 ◆歴史…彼が知っているのは宗教学の発生と変遷である。どこを通ってどこにどんな宗教が生まれたか、そういったことであれば、結構得意だ。 【シナリオ経歴】 ・とあるコテージで殺人を犯した。頭の中に響く声に従って動けば、さいごには死が待っていた。(GUILTY or Not GUILTY) 「ぼくたち、共犯だよね？」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ