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宗教団体「拝掌教(ﾊｲﾀｷｮｳ)」の教祖。 どっしりと構えた、クールな自信家。 自分が信じるものが全て。 教団は家族のような存在で、居心地がいい。 未だに自身の力や 神の子とされることに疑問を持っているが、 大切な信者達のために 気持ち教祖っぽく振る舞っている。 髪は染めたしカラコンも入れたし伊達眼鏡も掛けた。 一人称は教祖としては「私」を意識しているが HO2や幽々のように心を許している者には「俺」。 教団内だと特にがばがばになるが気にしない。 努力はするが無理はしない。 付き合いが長く、自分を慕ってくれている HO2のことは可愛く思っている。また、信頼している。 幽々のことは「ちゃん」付けで呼ぶ。 嫌がってくれると嬉しい。 ロザリオのように首から下げているのは 蝶モチーフのペンダント。 蝶のモチーフには 「成長・美・復活・飛躍」という意味があり、 虐げられてきた信者達が大きく羽ばたけるようにと 願いを込めてお守りにしている。 ○拝掌教について 関東近郊の山中に居を構える新興宗教。信者数は約1000人、このコミュニティで生活をするものは約100人。それ以外の信者は半年に一度の「大拝祭」でのみ教団に通う。東京の都心部には相談窓口となる小さな支部が一つある。親の居なくなった子供や生活のままならぬものは教団にて運営する孤児院または寮で共同生活を行っている。敷地内には広大な畑が供えられており、寮で生活するものはここに従事する。できた作物は食卓に上ることもあれば外へ売りに出されるものもある。 【鰯 秘匿情報】↓↓↓ あなたには神が憑いている。 ネグレクト家庭で育ち、ろくでもない親の元で幾度となく死にかけることがあった。その度、いるかどうかもわからない神に祈った。この境遇から助けてくれと。ある日、両親は通り魔に刺されて死んだ。そうして孤児院へ預けられることとなり、最悪の家庭環境から脱することができた。それから、自分にはどうも神が憑いているらしい。 孤児院で出会ったHO2は同じような境遇だったが、一時的な保護が明けたらHO2は家に帰らねばならなかった。自分は幼く救うすべがなかったため、「自分を救ってくれた神様に祈ろう」と提案した。その翌日、HO2の両親は行方不明になった。それが噂を呼び、自分の元に次々に人が訪れるようになった。最初は孤児院の子供たちが救いを求めてやってきていたが、段々とそれは外部へと広がっていった。 自分の祈りは、人を救った。と同時に、見知らぬ誰かを消した。原理などわからない。神がいるのかどうかもわからない。しかし自分が引き起こし続けた奇跡は周囲に信者を集めた。いつしか「神の子」と呼ばれ、集まった信者たちによって作られた宗教団体「拝掌教」の教祖として担ぎ上げられることになった。 もう、後戻りは出来ない。救いを求める人間は日々増えてゆく。信者たちはいつか自分が地上に楽園を齎すと信じてやまない。何よりあなたの周りに築かれたコミュニティは家族の居なかった自分にとって、家族同然になってしまった。何よりも、現状の崩壊を恐れている。 ○祈りについて 相談者の額に向けて掌を掲げながら「他者に虐げられた相談者が救われるように」と神に祈るだけ。それで加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。現在では週に2～3日、一日につき4～5人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。 神に祈りを捧げる度＜1d3＞点の正気度を喪失する。尚まとめて行った場合でもこの正気度喪失では一時発狂を発症しない。 ○神の加護 自分が持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。敬虔な信者には同等の力が与えられるとされ、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。最近まで増え続ける相談者のせいで疲弊していたが、HO2があなたと同等の力を得たことで相談者の数が半分になり幾分か楽になった。

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