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　 <感染>、<飢餓>、<姉妹>（妹）、<絶望>、<保持>（面倒だからいっしょくたに解説） ある日、文字通り突如<感染>した。だが、それは一種の<呪い>だ。自分か、<妹>か、どちらかは知らないが、暴走したレネゲイドが、<妹>を襲った。 半身不随の車椅子生活。それだけじゃない。話すことも、感情も、何もかも奪っていった。 俺からも、日常、平穏、すべてを奪って、反吐の出るような、クソッタレな世界に無理やり連れてきた。そんなレネゲイドが憎い。だが、体の中で何かが<求めて>いる。もっと、もっと力を――と。妹を救うには、<守る>には、もっと、もっと力がいる。だから――。<餓狼>のような<衝動>が、頭の中を、体を、駆け巡る――。 <コードネーム> 《――罪はいずれ時が裁く。ならば償い、足掻くか？いいや、むしろその時まで更に業を重ねよう。時が身を押し潰すその時まで――》 その詩（うた）と共に、青年は今日も罪を重ね、人を殺す。人？いいや、彼らはすでに化け物さ。そして、君自身もね。 ・補（蛇）足 ツヴァイハンダーとは、簡単に言ったら処刑用の斬首剣。執行人が使う武器。ギロチンが現れるまでの処刑方法は、斧か大剣で、重量に任せて斬首ってのが基本だけど、たいてい一発で切れないからとても痛い思いをしたとか。

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