タグ： いよりさんち

〇参加シナリオ 胡蝶之幽夢　HO3　あなたは高等遊民である 〇概要 天使の美貌を持つと言われていた亡き母に似て、とても男性とは思えないほどの美貌の持ち主。 現在は父の跡取りとして、男性らしく振舞っているが、成人の18歳までは女性として育てられたため、女性特有の物腰の柔らかさと、男性特有の野心を兼ねているハイブリッド。 人の仕草や行動、言動から心の内を読み取ることを得意とする。 ーー18歳の年はリィオレンスにとって最悪の年だった。 もともと綺麗なものが好きで、女性として振る舞うのは決して嫌ではなかった。 性別を明かす日も決まっていたため、その日まで淑女としての勉強と、跡取りとしての勉強に勤しんでいた。 だが、それも長くは続かず街へこっそりと抜け出すことが多くなった。 そこで出会ったのがオリバーだ。まだあどけなさが残っていて、少女としか思えない時期に会ってしまった為、うんざりするほど口説かれた。その後、きちんと「君と私は同性だよ」といって、オリバーは半信半疑だったが、信じてくれた。 リィオレンスにとって初めて「リィオレンス」として見てくれる友人ができた瞬間だった。 ヴァイオリンを弾くオリバーと、ピアノを弾くリィオレンス。その時間が1番好きだった。 ただ、何も取り繕わなくていい、この時間が大好きだったのだ。 そう……その時までは。いよいよリィオレンスは18歳になり、男性として振る舞えるようになった。 浮かれた心持ちで1番の親友、オリバーの所へ報告しに行った。 ……その時に話した内容は覚えていない。いつもより高揚している自分の話をにこにこと聞いていたオリバー。ふと自分の口からこぼれ落ちた言葉に、いつも笑顔のオリバーが酷く傷ついた表情をしていたことだけははっきりと覚えている。あんな表情をするなんて、信じられなかったからだ。 その後、オリバーの顔が見えない体勢で追い出され、もう、二度と会うことが出来なかった。 今でも忘れられない。あの表情と、いつもオリバーが口遊んでいたあのメロディーがリィオレンスを苦しめるのだ。 〇後遺症 『《胡蝶》中毒』 《胡蝶》への重度の依存症。あなたは望む望まざるにかかわらず、イ夫人の信奉者となる。定期的に摂取しなければ禁断症状が発症し、1ヶ月毎に1d5のSAN値が減少する。 〇不定 （5ヶ月） 短期的の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など) 〇花ダイス 41 ダイヤモンドリリー birthday 6月22日 「華やか」「また会う日を楽しみに」「思い出」「輝き」「忍耐」 不幸の中でも貴方は輝くだろう。いや、不幸の中だからこそ……。健気な姿に、皆が希望を抱くだろう。

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