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◆ハンドアウト・後遺症： ・『心願は清夏に』HO4「あなたは誠実である」 ・『留別は孟夏に』HO4「あなたは本当に誠実である」 ・『留別』生還報酬によりSTR、CON、POWが１ずつ上昇 ◆クトゥルフ2015特徴表： ・4-5 不思議ちゃん…時折突拍子もない発言で周囲を騒がせることがある。技能ポイント+20 ・6-9 行方不明の家族…シナリオ中に行方不明の血縁者が登場するかも どこにでもはいない、普通でもない高校生。人懐っこく明るい性格で、生徒・教師問わず校内の知り合いは多い、らしい。 容姿端麗・文武両道の天才児らしい。得意科目は歴史らしい。もしくは物理らしい。部活は水泳部らしいが、誰も泳いでいるところは見たことがないらしい。 泣かせた女は星の数らしい。男に貢がせた額は山のようらしい。女装した男子生徒らしい。男装した女子生徒らしい。 本人に訊いてもだいたい「そうだよー」と気の抜ける返しをしてくる、らしい。 誰もがマサキの噂話を知っているが、どれが本当でどれが嘘なのかは誰も知らない。会いにいける学校の七不思議。 いまいち実態が判然としないのも当然で、彼（？）は旧神「サニド」によって作り出されたサニドの化身であり、そもそも人間ですらない。 そもそもマサキにまつわる「らしい」という噂自体が存在しておらず、はっきりとした性別すら無いか、あったとしても一般人に理解できるようなものではない。 大いなるクトゥルフから世界を救うにあたって呼び出された３人の「友達」をサポートするにあたって与えられたいくつかの「設定」こそあるものの、それも結局設定にすぎず、「友達」に彼らの現状と世界の状況を伝えてこの夏を終わらせ、彼らの武器として戦うだけの存在……のはずだった。 しかし「友達」と共に戦ったあと彼らに望まれて現実へと訪れ、自分を一番気にかけてくれていた東城 凛太郎に「自分にどっちでいてほしい？」と問う。 そして凛太郎が女性であることを望んだため、真嚮は女性として現実で生きることを選び、彼に対して芽生えた想いを伝えることが新たな「誠実」となった。 ……もっとも、肝心の凛太郎が鈍いせいで数々のアプローチは盛大に失敗し続けていたのだけれど。 が、あるとき自分たちの戦いが失敗したことで滅びに瀕した平行世界に転移してしまい、そこでその世界の自身と凛太郎が辿った、最悪の運命を目にする。 「大切なことは伝えられるうちにはっきり伝えなければ後悔する」と実感した彼女はちゃんと自分の想いを真正面から凛太郎に伝え、彼もそれに応え。 こうして孟夏に世界と留別した「その世界の自分たち」に背中を押され、「つきそう、うそつき」……月添 真嚮の心願は叶ったのだった。 その後は友人たち（うちひとりは恋人）とわいわいやりながら、存分に現実の世界を謳歌している模様。 ……うん、ほんとドロ甘。 ◆テーマ： ・あいみょん『明日世界が終わるとしても』

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