タグ： 三笠秋夜 巡物卓 羊たちは夢見る

元航空自衛隊パイロットで現在は便利屋として働いている、言葉少ない男。あまり人付き合いを好まず、機械と接している方が多い。 気に入っている機械には名前をつけて可愛がっている。特に自衛隊時代に乗っていた戦闘機には並々ならぬ愛着を持っており、機体を失った際には破損したパーツをこっそり現場から持ち出したほど。 味覚音痴の気があり食事には無頓着。桃と豆とビールが好きでチキンブロスが嫌い。 9年前：伊空市の公立高校を卒業、防衛大学校へと進学。 5年前：防衛大学校卒業、幹部候補生学校での教育訓練に入る。 4年前：教育訓練を終え、伊空市近くの航空自衛隊基地にパイロットとして配属。 3年前：墜落事故により重傷を負う。傷は数ヶ月で完治したがPTSDを発症。度々悪夢を見るようになり退官を願い出る。 2年前：4月に退官。その後友人からの声掛けを受け、便利屋で働き始める。 退官後は便利屋近くのワンルームマンションの一室に引っ越して一人暮らししている。 両親は健在だが、どちらとも考え方の違いから高校生の時分から不仲であり、連絡はとっていない。 一人称「おれ」二人称「あんた」 【人間関係】 ・深家 譲治（ふかや・じょうじ）37歳男性 烏有行きつけの基地近くのバーでできた友人。三ツ見にある自宅も兼ねた便利屋「boomerang」の店主。穏やかで思慮深い。ブーメラン作りが趣味。 一人称「おれ」二人称「おまえ」「烏有」口調「～だ、だろう、か？」 ・保志 英里（ほし・えり）28歳女性 烏有が通っている久瀬の心療内科に勤めるカウンセラー。真面目で研究熱心。烏有とは徐々に打ち解けてきているが、たまに意見が対立して揉めることもある。 一人称「わたし」二人称「あなた」「加賀見さん」口調「〜よ、なのよ、なのね？」 ・小野寺 祐希（おのでら・ゆうき）57歳男性 烏有が配属されていた基地で戦闘機の整備を担っていた。電子工学に強い。人がよく謙虚で烏有は信頼を寄せている。烏有が退官した後も予定が合う時は共に飲みに行っている。 一人称「ぼく」二人称「あなた」「加賀見くん」口調「〜です、ですね、でしょう？」 ・加賀見 梨一（かがみ・りいち）50歳男性 烏有の父親。古俣で妻の空と暮らしている。三ツ見の零細企業勤め。高圧的で居丈高、思い通りにならないことに癇癪を起しやすい。自衛隊にいい感情を持っておらず烏有が入隊するにあたり大反対をし、その末に絶縁状態となる。 一人称「おれ」二人称「おまえ」「烏有」 ・加賀見 空（かがみ・そら）46歳女性 烏有の母。古俣で夫の梨一と暮らしている。優柔不断で梨一と意見が食い違ってもすぐに折れがち。久瀬の介護施設に介護のパートに出ており、疲労を溜めている。 一人称「わたし」二人称「あなた」「烏有」 【補足】 ・墜落事故 演習中にバードストライクが起き、伊空市付近の山中に墜落した事故。墜落地点が救出困難な地であったことから同僚と共に救出されるまで1週間以上費やしたという。 ※クトゥルフ2015準拠 【ベース職業】自衛隊パイロット 【特徴】1-9 一族伝来の宝物（戦闘機の破損パーツ）、1-7 勉強家（EDU+1）

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