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◆ベース職業 クトゥルフ2015 / 刑事ベース 職業技能P / EDU*10+STR*10 (110+150) →260 特記：制服を着ているか、警察手帳を提示すれば〈信用〉と〈説得〉に+20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 ◆特徴表 【1-6 強固な意志】 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。能力値POWおよびSANは変動しないが、現在正気度ポイントに+5。ただし増加する上限は、最大正気度ポイント(99-〈クトゥルフ神話〉)となる。 【3-4 戦士】 周囲の物はすべて武器だと考えている。あらゆる近接戦闘武器(肉体を使った武器を除く)の基本成功率は50%である。 ========================================== 脳筋カタブツ無愛想刑事。犯人確保のためにはあまり手段を選ばず、大体の事は殴れば解決すると思っている。好きな食べ物はイチゴ牛乳と桜あんぱん。 基本的に他人を信頼しておらず、同僚のことすらも信頼しない。単独捜査をしている。友達の少ないコミュ障。 彼にとっては悪と犯罪と違法行為は全て敵であり、グレーゾーンも一切許さず厳しく取り締まる。 故に上司やお偉いさん、はたまた駐車違反や速度無視などを行う軽犯罪者からは良く思われていないが、彼の頑固とも言える対応は、彼の仕事に対するひたむきで真摯な姿勢から来るものであり、自ら全うすべき使命だと考えているからだ。そのことが人々を守ることへと繋がると信じている。 …まれに、犯人確保のために速度無視や不法侵入をすることがあるが、法に触れていると判断した場合、自首をしている。(大抵捜査や犯人確保のためにやむを得ないこととしてお目こぼしを受けているが、毎度山のように始末書を作成するハメになっている。) 若い頃に二人組で行動していた相棒の刑事が居た。相棒の彼は石禾とは正反対で、温和で人懐こく、穏やかな陽だまりのような人だった。端から見ていると、彼らはどうにも正反対の性格をして居て相性がいいようには見えなかったが、石禾は相棒を信頼し、また相棒の彼もxxを信頼して居るような、互いに同僚、はたまは相棒や戦友として欠かせないような存在だった。 元々友人が多くない性格な上に対人関係が苦手な石禾は危ない仕事柄ということもあり、同僚とは深く関わりを持たないようにとして居たはずだったが、相棒の彼にはいつの間にか絆されているようだった。 「そんなヤワだと俺より先にタマ取られんぞ」そう言うと「僕はそんなに甘くないですよ？　それに、石禾さんが後ろを守ってくれるでしょう？」と笑いかえすものなのだから、いつしか自分たちが危ない仕事をしているということも忘れてしまったかのように「彼が自分より先に死ぬはずがない」と信じ切ってしまって居たのだった。 ある冬の寒い日だった。 その日は珍しくちらちらと綿雪が舞い、やがてそれは地面を白く覆い尽くしていった。 その日、石禾は犯人から身を隠しながら後を追いかけて居たが、小さくて大きなミスをしていた。石禾は、白い雪の中に自らの足跡が浮かび上がっていることに気が付いて居なかったのだ。 部外者の侵入に気が付いた犯人は、足跡の先へ静かに銃を構え引き金を引いた。乾いた発砲音が薄ぼんやりとした曇り空へこだまする。 その直前、石禾の相棒である彼が銃弾と石禾の間へ飛び出した。 一瞬の出来事に、石禾には何が起きたのかわからなかったが、相棒の一言だけがやけに耳についた。 「あとはよろしくね」 雪を染める赤い血の色がやけに鮮やかだった。 相棒は信じて居たのだった。彼なら、必ず多くの犯罪者を捕まえより良い世界を作ると。 石禾は自身が信用できなくなった。『守ってくれるでしょう』と全幅の信頼を置いてくれていた相棒に、身を呈して自らの身を守られてしまったからだ。 彼の死が無駄だと思うわけではない。彼は仕事をしただけだった。彼は冷静な人だったから、彼なりに最善と思った行動をとったのだと、石禾は刑事として納得していた。その意思を継ぐため、彼の信頼に答えたいがために、石禾は刑事として誰よりも事件に真摯に向き合うのだった。 それでも、あそこで死んだのがなぜ彼だったのか、なぜ自分ではなく彼が死ななければならなかったのか。隔てようもなく、捨てることもできない感情が、ずっと心の奥底で燻り、やがて信じることをやめてしまったのだった。 ========================================== 「ハイ、おにいさんそれ路上喫煙って違法行為ですからね。ちょっと来てもらって…ておいゴラ逃げんなァ！！！！！」 「ああこっちは俺でやるから。なんかあったら報告する。お前も忘れんなよ。わかったな。……余計なことはすんなよ？」 「ああ、まあ…やることやってくれるならなんでもいんだよ。…いや、なんでもよくはねえな。法は守れ。あんたも人間様ならできるはずだろ」 「取り分とかァどーでもいんだよなあ。そんなん勝手にやってくれっつーの。布団でねれて風呂入れてメシ食えたらそれでいーわ俺」 以下ネタバレ ▼エンディング01　 「キヅカズニ ツヅク」 クリア報酬 クトゥルフ神話技能　+2 ​ ▼後遺症 誰かに　キキツヅニナク　を 伝えたいという衝動 1D3シナリオ分　→１

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