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橘影明【タチバナ カゲアキ】 好奇心旺盛で社交的。 昔はどちらかと言うとおどおどしている子だったが、ある日を境に憧れの兄の様になろうと努力し明るい人になった。 今務めている記者としての仕事も、兄の影響だ。 オカルト分野が好きだった兄が嬉々として語ってくれるのが嬉しくて、影明自身もオカルトを好きになった。 基本的には事件をまとめて記事にしているが、時々幼い頃兄と話したUMAの発見情報にについて調べては、こっそり記事を出している。 ※アオとアロクリア後 不定狂気の為、不安になると爪をかむ癖がついた。 メモ【大切な人との過去の出来事】 影明が8歳の頃、2つ年上の兄である陽介が死んだ。 2人が小学校へと向かう途中の出来事、2人が信号待ちで泊まっていると影明の方へと車が突っ込んでくるのに気付いた陽介はその手を引き、庇う。 小学生の咄嗟の行動のため完全に守ることは出来ず、2人とも車に轢かれ影明は怪我を負い、陽介は死んだ。 目を覚ました病院で両親の貴方だけでも無事で良かったと泣き付かれている最中、兄への強い憧れがあった影明は己を責めた。 (どうして、僕じゃなくて兄ちゃんなの？兄ちゃんみたいに頭も良くないし、兄ちゃんみたいにかっこよくない。兄ちゃんみたいに明るくなければ、兄ちゃんみたいに運動もできない。兄ちゃんより優れてるものなんてない僕が…)と。 だから最初に口から出た言葉は『怖かった』や『痛かった』ではなく「ごめんなさい」だった。 そうして1年間、引きこもって自分を責めた。 しかし、ある日ふと気づいてしまった。 自分の意思で自分を守ってくれた兄が…今の自分を見たらどう思うだろうか。 自分が自分を許せない気持ちを優先し、大好きな兄の気持ちを見て見ぬふりをしていたことに気が付きハッとする。 優しくて、かっこよくて、影明のヒーロー。 だから、自分もそんなヒーローになれるように頑張ろうと努力した。

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