タグ： 消し炭

※cocシナリオ『初恋性ストックホルム症候群』閲覧非推奨 穏やかな青年。親しい相手にも常に敬語を使う。 言動が紳士的。一人称は僕。 年齢は23歳。 日本有数の大手ホテルチェーン｢reizan｣の跡取り息子。現在は大学を卒業し父の元で働いている。 顔良し頭良し性格良しの三拍子に併せて将来が確約されている優良物件なこともあり、学生時代から引く手数多だった。本人は周囲に群がる女性のあまりの肉食具合に引いていた。そのためあまりガツガツした女性が得意でない。 周囲が｢金持ちの息子｣というフィルター越しの自分しか見ていないことを悟っている。周囲への期待はないが、心のどこかで自分自身のことを直に見て接してくれる人が現れたら、と考えたことはなくはない。 ※以下シナリオネタバレ含 ・初恋性ストックホルム症候群(KPC) ...というのが間隣凛を誘拐する七年前のことである。 今回登場する玲一は『間隣凛の未来の恋人』である。彼女とは婚約しており、結婚式を控えていた。彼女は遠い未来に目の前で事故に遭い、その三日後に死亡する。 玲一は発狂し、彼女を取り戻すための魔術に手を染めるようになる。それから数年をかけひとつの魔術を完成させた。それは時間を遡る魔術だった。 ティンダロスの猟犬に見つからないようにティンダロスの猟犬を惑わせる花の香水もその時点で作成している。香水は偶然の結果生まれたものであり、なおかつ時間を遡った事により器具がないためもう作ることは出来ない。今回の時間遡行で最後の香水を使用しているため、玲一を助けても最終的にティンダロスの猟犬に襲われて死んでしまう。 また、作成した魔術には欠陥があった。それは『間隣凛がどうしても死亡してしまう』こと。自身が彼女を思い、彼女の死を書き換えるための魔術は『間隣凛の死だけを覆せない』魔術だった。過去に戻り彼女を助けようとするものの、彼女は『本来の死亡理由』に会う前に死亡してしまう。 これは魔術作成時に『間隣凛の死に至るまでの三日間』を何度も思い出し、それが無意識のうちに魔術に組み込まれてしまったからだ。 玲一はさらにその未来を書き換えるためにもっと過去へ飛び、さらに彼女は『前回の死亡理由』に会う前に死亡する。 それを繰り替えし、とうとう『彼女が自分と出会う前』まで飛んでしまう。 ある程度時間遡行を繰り返すうちに彼女が自分と接触してから3日以内に死亡してしまう事に気付いている。正気度がほとんど残っておらずまともな判断ができない、さらに正気度の関係で魔術ももう使えない玲一は『間隣凛を監禁して何がなんでも3日間を乗り越える』ことにする。彼にとってはこれが最後の時間遡行であり、チャンスである。 玲一は途中で「自分が接触したせいで凛さんが死ぬ。やはり代償なしに助けるのは無理なのかもしれない。ひとつの命にひとつであるなら、自分の命と引き換えにすれば彼女は死なずにすむに違いない」と思い込んでいるため、彼が死亡した場合は彼女は死亡することはない。間隣凛が死亡するのは玲一の魔術の影響であり彼自身のの思い込みだからである。虚しいね。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ