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デウス・エクス・マキナは死んだ　HO2「ヒト」 端　空（はした　そら） 物静かでちょっと不思議な雰囲気のある若者。 自分のことについてはあまり話そうとしない。 最近外国から日本に越してきた。大学に編入し通っていたが、今は休学中で一人暮らしをしている。 神や宗教に興味があり、最近はよく調べている。端自身もとある神を信仰しているらしい（が、詳しくは話せないらしい）。 友達はいない。 好きな食べ物は海苔の佃煮と白米。 端の正体は、神。 誰にも存在を証明されず、人間に崇拝されることもない神にはもともと名前がなかったが、ある時期から、人間の言葉に影響されたとある神に「端者（はしたもの）」（『偉大なる神』の使用人みたいだ、出来損ないで半端モノの神だという意味で）と言われるようになった。それをきっかけに、周りの神たちから「端（はした）」と呼ばれている。 端は元々感情表現が豊かな方ではない。 長い間、ただ静かに移り変わる世界を眺め続けていたが、ある時期から人間という存在に愛着がわき、人間の作り上げた文明、人間の生活、人間同士の関係により深く興味を抱くようになり、とうとう「人間になりたい」という願望を持ち始めた。 「人間になりたい」という願いを叶えることと引き換えに『偉大なる神』に殺すよう指示された、『人が作り出そうとしている神』に特に思うところはない。ただ、『偉大なる神』に言われた条件を達成し「人間になりたい」から殺すだけ。 　　　　　　自分が作り出した様々な神の中でも気に入っている ・　端　←　『偉大なる神』 　　　　→ 　　仕えている ・　端　→　『伝達者（メッセンジャー）』 　　『偉大なる神』の言葉であるなら聞く .

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