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◤　🐈背景　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 幼少期から容姿が美しく、周りからちやほやされてきて育つ。それゆえ周囲からの期待が大きく、なんでもこなせるよう努力を重ねてきた。 出来て当たり前。それが普通だと認識してきた結果、チョモランマ並みのプライドが出来上がった。 なんでも褒めてくれる母とは違い、父は本当に自分が認めたことしか褒めてくれない。今まで褒めてもらったことも本当に微々たるものだったが、０ではなかった。欲求不満ではないが、それでも父に認めてもらえた時の瞬間はとても、とても嬉しい。 考えうる限りの習い事にも行き、子供ながらに忙しい毎日を過ごしていた。そんな生活をいていたからか、あっちから寄ってくる同級生は多かったが、親友と呼べるものはいなかった。母はそんなアカネの事を心配していたが、父の期待(と勝手に思っている)に応えるべく頑張っていた。 そんな中でも特に好きだったのは歌とバレエ。たくさん習い事をしていたおかげで表現力があり、同じレッスンを受けていた生徒よりもダントツに上手く、注目の的だった。バレエの世界を知り、学んでいくうちに、ある日母に連れて行ってもらった劇団四季の公演に目を奪われた。 華やかな演出に美麗な歌声、しなやかな体使いに圧巻の演技力と発声……。今まで自分が見てきた景色が認識が180度変わった感覚さえ覚えた。母も自分も周りの人も彼らの演技に感動し誰しも涙を流していた。 私もこれがやりたい。あの舞台の中央に立ちたい。あの舞台に自分が立てたら父も私の事を認めてくれる！と。 習い事を「歌、ダンス、演技」に絞り、現在大学まで来た際、その魅力は周りを圧倒させていた。大学も父が学園長を務めている犬猫学園秀才大学に進学し、見事1年生にしてⅡ英傑の座に就くことが出来た。 だが、それと同時に父から褒められるということがパタリとなくなった。元から多くはなかったが、あまりにも露骨に感じた。 いつからかHO犬がⅡ英傑に選ばれ、校舎をあるいている際に父がHO犬に頼みごとをしている様子を見てしまう。 どうして？私の方がⅡ英傑としての経験が多いのに、私ではなくアイツが…。 アイツは父に褒められているのだろうか、アイツは父に認められているのだろうか 黒い醜い感情がとめどなくあふれ出て胸の中がザワついて仕方がない。稚拙な嫉妬なのは重々承知だがそれでも抑えられなかった。 悔しい。哀しい。苦しい。見返してやりたい、私だってたくさん頑張ってきた。それなのにパッと出てきただけのアイツにだけ頼ってなんで私は………。 屋上でぐるぐる巡る思考の中、そんな事を考えていたからか大事なバッジを無くすという失態までしてしまった。 学科トップである証を失っては父からの自分の評価が下がってしまうと、とても不安に思った。 1か月後、幸いバッジは無事手元に戻ってきたが、それでも1か月という長い期間は気が気ではなかった。それも猫科の生徒ならともかく、アイツが所属する犬科 に拾ってもらうなど恩を残すようであまりいい気はしなかった。あれ以来なにやらバッジが時折揺れているようだが、原因は何かわからない。実害はないため気に留めてはいない。 もうすぐ年に一度の大勝負。年度末のレクリエーション“犬猫祭” 今年で4年生のアカネにもう後はない。父に褒めてもらえる最後のチャンスだと思っている。 絶対に勝たなくてはならない。勝って、自分の事をしっかり見てもらうために。 ◤　🐈キャラクター概要　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 名前：天ヶ瀬　有香猫　(あまがせ　あかね) 年齢：22歳 身長：172cm 一人称：私 二人称：あなた/さん/お前(オウガのみ) 好き：父さん/バレエ/歌/演技/にんじん 嫌い：制限される事/苦いもの 誕生日：7/29　　　オウガ：１/７ 寝相APP：(11)お布団とか枕をぎゅってするやつだ…。 酔うと…：わがままになる 性格：完璧主義のプライドチョモランマ。自分の失敗が許せなくてなるべく隠そうとする。特定の人物に対しての承認欲求が強い。 生徒たちからの印象：容姿端麗、高嶺の花。演劇サークルのスター。なんでもこなすと思われている。家では馬に乗っているだとか、はたまたどこかのテレビ業界からスカウトされたらしいとか…。根も葉もないうわさが独り歩きすることもしばしば。はじめは女性に告白され続けていたがカップルが成立したことがないので「男性が好きなのか」という噂が広がり、最近は男性女性に限らず告白されることも多く、しかし誰も成功した試しがないため、既に許婚がいるとかいないとか…。 ◤　🐈特徴表＆ベース　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◇特徴表なし ◇職業ベース 【俳優】 言いくるめ、芸術(演劇)、運転(自動車)、心理学、説得、変装+関心のある技能２つ 言いくるめ→芸術(バレエ)に変更 ◤　🐈クリアシナリオ　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ①犬猫戦争は終わらせない 話し合いの結果引き分けということで落ち着いた。視野が狭くあまり周りが見えていなかったことを痛感したし、良きライバルが出来て嬉しく思っている。 《後遺症 : 照猫画虎（しょうびょうがこ）》 本セッションで出会った探索者と、また一緒に別のシナリオへ行った場合のみ発動。 ポイントを振っていない技能の内１つの技能値を５０％まで上昇させることができるが、 その代わり上昇させた技能を振って失敗した場合はＳＡＮ値チェックが入る。（１ｄ２/１ｄ４） ②だから嫌いなあんたでいてくれよ ◤　🐈秘匿HO内容　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ★公開HO 猫科には総勢80名の学生が在籍しており、貴方はその学科の首席だ。 誰よりも気高くカリスマ性に溢れていたことで、入学当初から「II英傑」という名を勝ち取った。 故に、APP は18固定となる。ただし、INT の上限は16を越えてはならない。 また、犬猫学園からは「エンブレムブローチ(猫)」を授かっている。 ・エンブレムブローチ(猫) 猫の神様のような彫刻が施されている金色のエンブレムであり、服などにつけることができる。 また、つけなくともポケットに収納できるサイズなので所持しているだけで問題はないです。 ※エンブレムの形や彫刻に関しては、特に規定はございません。 ‐HO2探索者作成時の注意点‐ HO2は猫科なので、家庭環境が一般家庭以下であってはいけません。 親は大富豪やエリートになるので、孤児設定などにすることはできません。その点にご注意ください。 ★以下秘匿HO ■HO2🐈 貴方は、学園長“犬屋敷 猫又(いぬやしき ねこまた)”の一人(息子/娘)である。 と言っても学園長が使っている「犬屋敷」という苗字は本名ではないため、貴方の苗字も「犬屋敷」 ではない。 （※尚、苗字に関しては PL が好きな苗字をつけて頂いて結構です。） 長年、貴方は猫科のトップとしてII英傑を務めてきたが、その実力を学園長である父が褒めたこと は1回たりともない。 猫科のみんなは貴方を大いに慕っているが、それだけでは貴方の心が満たさ れることはないだろう。 唯一無二の父に貴方の実力を認めさせる。 それこそが、貴方の目的だ。 だからこそ、今回の犬猫戦争では何としてでも犬科に勝ちたいと思っている。 ■ 学園長について 学園長“犬屋敷 猫又”は、やたらとHO1に声を掛けていた。 II英傑に頼み事をする時も、必ずと言っていいほど貴方ではなく、HO1にお願いをしている。 更には、犬科猫科関係なく成績が上がった学園生達には、絶大なる賛美をおくっているのにも関わらず、貴方が4年連続首席の座についたと て褒めてくれることはなかった。 「嫌われているのか?」とも思ったが、実はそうでもないらしい。 母に聞いた話だと、最近お小遣いが上がったのは父の助言があったからだという。 一体、何がしたいのか全く分からないが、犬猫戦争で勝利を掴んだII英傑は必ず閉会式で学園長から賛美をおくられるため、 貴方が父に認めてもらうには「この戦争で勝つしかない」と理解している。 ■ エンブレムブローチ(猫) 貴方は1度、エンブレムブローチを失くしていた。 屋上で学園内を見渡していたところ、貴方の不手際によりエンブレムブローチを落としてしまっていたのだ。 しかし、紛失から1ヶ月後。 猫科の生徒から「犬科が金のエンブレムブローチを持っていた」と報告を受け、今はエンブレムブローチを取り戻している。 現状手元にあることに安堵してはいるが、貴方は違和感を抱いていた。 エンブレムブロー チが時折、不自然に振動しているように思えている。 しかし、これは貴方の気のせいかもしれない。 ただ、嫌な感覚は一切抱かないため、とりあえず今は気にしないようにしている。 ■ II英傑 貴方は猫科のII英傑だ。 故に、貴方の将来はほとんど決定されている。なりたい職業になら何だってなれる。 それが高貴な猫科である。 なので、職業技能は将来なるであろう職業を設定し、そこで設定された職業技能をとることになる。 また、貴方は入学当初から猫科のトップを歩み続けた最も気高いII英傑あるため、下記の技能に技能補正が入る。 ━━━━━━━━━━━━━━━ [目星] 初期値25% (+技能補正25%) ⇒50% [信用] 初期値15% (+技能補正70%) ⇒ 85% [芸術:常勝] 初期値5% (+技能補正80%) ⇒85% ※シナリオ中、『3回まで』可能。 ※[芸術:常勝]は、ダイスが1度失敗してもこの技能に成功すれば、もう1度振り直すことができる。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ◤　🐈参考にしたもの　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ モデル：ターキッシュアンゴラ(トルコの生きる国宝) 自由奔放で束縛されることを嫌う猫種ですが、気を許した相手には深い愛情を示します。 ターキッシュアンゴラは遊ぶことが大好きで、高い所にジャンプしたり、おもちゃでじゃれたりなどアクティブな性格の持ち主です。 そんな性格からか「歌いながら歩く猫」や「バレリーナのような猫」とも呼ばれています。 ターキッシュアンゴラは、自由奔放で束縛を嫌います。そして繊細で気難しい一面を持ち合わせていることから、まるで貴族にいるお嬢様のような性格をしていますが、飼い主に対しては忠実です。 また家族みんなから愛されるよりも、自分のお気に入りの存在である1人に愛されることを望みます。 やや細身で引き締まった筋肉美を持つターキッシュアンゴラは、四肢は細くスラっとしていて、骨格や胴は細長い体型をしています。 毛玉になりにくく、ブラッシングはやりやすい。 食べることが好きで肥満になりやすい

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