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月吠島に住んでいる明るい青年。 何でも屋を個人で営んでおり、日々島内を駆け回っている。 家族想いで島民も家族のように思っており、日銭稼ぎも兼ねてみんなを助けられる事を非常に好ましく思っている。 小さい頃に月吠島に訪れた探偵を名乗る男と親しくなり、姉と一緒によく遊んでもらっていた。ほんの少しの間ではあったが男の快活な性格と次々と島民の困り事を解決していく姿に憧れを抱き、今すぐにでも彼の元に弟子入りをしたいと無理やり本土についていこうとした事もある。家族に説得され渋々ついていくのは諦めたが、大きくなったら男と共に事件を解決するという目標を掲げ探偵を志すようになる。しかし、十年前姉が倒れた事をきっかけに弟子入りをするのは家族の問題を解決してからとほとんどの日々を島で過ごしている。姉の病気が完治したら、本格的に本土に移り住もうと準備している。何でも屋をしているのは探偵修業という名目も兼ねている。 家族の事は出来る限り優先するがあまり関係は良好ではない。 父親のことはあまり好ましく思っておらず「何を考えているのか分からない」とできる限り接触を避けている。決して人を殺すような人ではないと信じたいがにわかに自信を持てずにいる。 倒れる前の姉とはよく喧嘩していたが、倒れてからは少し押しただけですぐ壊れてしまうんじゃないかと姉に対して臆病になっている。一度探偵の男と一緒に遊んでいた時の事でも話そうとしたが姉は首をかしげるばかりで申し訳なさそうにしていたのでそれ以降探偵の事を話すのは避けている。 唯一母だけが家族内で安心して心を許す事ができる人物である。 月吠病については島や本土の書物を漁ったり、慣れないインターネットを駆使して情報を集めようとはしているが成果は出ず途方にくれている。 通過シナリオ　「顔と祭りと私の顔」

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