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フリーのエンバーマー・納棺師。 一人暮らし、独身。故郷はドイツの小さな田舎町・ヴェルダー。花と果物とワインの町。 物心ついた頃から父はおらず、母は病で10歳の頃に他界する。 病弱だった母の世話をする為幼い頃から医学に関心があり、頭は良かったとされる。 しかし他者への関心が極めて低く、交流を極端に嫌っていた為医師から『ソシオパスの可能性がある』と診断されていた。 母が亡くなった後養父のジェイ・カールに引き取られ、優れたエンバーマーであった彼の弟子となった。その過程で必要以上の学業、社会性の構築に必要性を見出せなかった為にハイスクールを中退。本格的にエンバーマーとしての道を歩み始める。 だが19歳の頃、日本の伊空市・古俣に長期出張をしていたジェイが急死。遺体は酷く損傷していた。滅茶苦茶にされていた。 イソップはジェイから教わったあらゆる術を以て彼を生前の姿の通りに再現し、彼を送り出して見せた。 それ以降、イソップは何度自分が呼び戻そうとしても帰ろうとはしなかった、ジェイが固執した伊空市・古俣に拠点を構えた。 最近の趣味は透明骨格標本作りで、身近なカエルやカメ、魚を使っている。元々仕事以外で殆ど外出するタイプではなかったが、これにより更に引き籠りに拍車が掛かった。 幼少期は人と関わる事を怖がる事もあり、他者からの視線に怯えていた時もあった。しかしある時、「納棺師は人の死で飯を食う卑しい職業だ」「死体愛好者め」という侮辱を受けて相手を×××××××××したことがきっかけとなり他者に、というよりも生者に対する価値観が変わり、嫌悪感は抱いていないが、同時に等しく興味を無くしてしまった。 好かれる気が全くなく他者に配慮をしないので自分のペースで大変ゆっくりと話す。要は究極のマイペース。 このようなマイペースさは時と場合によっては純然たる攻撃性にも変わる。相手に配慮しないということは、相手が向けてきた感情や行動によっては正当防衛として相手を傷つけたり殺す事にも躊躇しないという事である。 独自の価値観から生死に関連した感情が極めて鈍く、自分自身死への恐怖は一切ない。 元々頭自体はいいが教育を最後まで受け切ってないのでEDUは低め。 目星の高さからも見えるように観察眼に優れ、他者の癖や行動にすぐ気づく。ただ人の内面には全く興味がないので心理学は持っていない。 聞き耳は薬品の香り、遺体の臭いで遺体の傷み具合の判別を行う為かなり高い。 職業柄傷病には詳しく、薬品への造詣も深い。 幼い頃の趣味は標本作りで、生物を捕獲した際の損傷を継ぎ直したり縫合していたので、それに相俟って生物学もそこそこ高い。

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