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『踊れ、ワルツ』の元KPC。 icv：日野 聡 誕生日：1月27日 血液型：B型 年収：600万 家族：父親、継母、亡き義理の妹 義理の妹のことが大好きな、優しいお兄ちゃん。 中学生くらいのとき、車の事故に巻き込まれた際に妹を庇って負傷し、右手の中指と薬指がない。もともとは右利きだったが、それからは左利きとして生きてきた。自分の右手を見て妹が事故のことを思い出さないように、なるべく妹の前ではポケットに右手を入れるなどして右手を隠している。 橙真が9歳のとき生みの母親が亡くなった。父親は息子にはまだ母親が必要だと考え、同じく独り身で娘を持つ女性と再婚した。橙真は自分にできた義理の妹を可愛がったが、いつしかその感情が妹に対する親愛ではなく、一人の異性に対する恋愛感情であることに気づく。しかし、血が繋がってないとはいえ、相手は妹だからと橙真は自分の気持ちを抑え込もうとした。妹への気持ちを断ち切るために、高校時代に幾人かの女性と交際したこともあったが、どんなときもカノジョより妹を優先させてしまうため、いずれも長続きしなかった。大学は、わざと家から遠いところを選び、家を出て一人暮らしをする理由にした。同じ家で暮らしていると、妹が女性として綺麗になっていくのが分かり、異性として意識してしまうため、とにかく妹のそばから離れたかった。大学の法学部に受かった橙真は、妹のことを忘れるように法律家になるための勉学に没頭した。そうして橙真は妹を遠ざけて、会うことが少なくなっていった。そして橙真が24歳のとき、司法試験に受かったお祝いをしようと妹から連絡があり、２人は久しぶりに会うことになる。そこで橙真は、妹から他の男と結婚することを告げられる。→『踊れ、ワルツ』のシナリオに続く。 廃劇場のステージで妹に拒まれるたびに、橙真は現実を受け入れられずに、逃げる妹を捕まえて無理矢理に犯した。それを繰り返すうちに、ついに加減を誤って妹を殺してしまう。それでも橙真は妹が死んだことに気づかずに、廃劇場で妹の死体と幸せそうに暮らしていた。両親は、行方の分からない兄妹を心配して捜索願を出していた。やがて橙真は妹の遺体を抱えて森の中を散歩しているところを警察に発見される。警察犬を使い、その辺りの森を調べたところ、妹の婚約者と思われる遺体が埋められているのも見つかった。捜査をした警察は、妹とその婚約者を殺したのは橙真であると結論づけた。警察の取り調べを受けた橙真は支離滅裂なことを最初は言っていたが、カウンセリングを受けることで次第に正気を取り戻していき、自分が何をしたのかを理解した。橙真は一刻も早く自分に死刑判決が下されることを願った。しかし殺人を犯した当時の橙真の精神状態は普通ではなかったことを理由に、橙真には責任能力がないとされ、判決は無罪となった。弁護士である父親が、橙真の担当弁護士にそうするように指示したのだった。絶望した橙真は、釈放されたのち、あの廃劇場があった森で首を吊って自殺した。そこは自分が妹を殺してしまった場所だった。 『踊れ、ワルツ』の時点では24歳だったが、自殺したときの年齢は25歳。 ⬛法律家（2010） 職業技能：☑言いくるめ,☑経理,☑信用,☑心理学.☑説得,☑図書館,☐値切り,☑法律 特記：<信用>および<法律>に＋10％のボーナス。 「橙真の手帳」 ○月×日 明日は久しぶりにアイツと会う。 最近仕事が忙しくてなかなか予定が合わなかったから楽しみだ。 ○月×日 結婚する、らしい。 大学で知り合った相手だそうだ。 幸せそうなアイツを見たら、俺の思いは伝えられなかった。 ○月×日 家族だから当然、結婚式には招待された。結婚式に出席して、俺はアイツを祝福できるだろうか。 アイツを思って一度は諦めたつもりだった。けど、こうしてアイツが他の男の物になるかと思うと……どうしようもなく、胸が苦しい。 でも、俺は諦めなくちゃいけない。アイツは俺のことを兄としてしか見てないだろうから……。 ○月×日 アイツを天体観測に誘った。これでアイツを誘うのは最後にする。 PC、KPC 獲得 AF『ポラリス』 二人は前世の記憶を持っている。この記憶はシナリオに不都合が発生しない限りどんな理由があろうと消えることは無い。不定の狂気『健忘症』でも忘れることは無い。 あなたたち二人のための道標。

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