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目高ノ中学校美術教師、美術部顧問を務めている不思議ちゃん系28歳男性。嘘みたいな名前だがちゃんとした本名である。 「あんね」「んとね」が口癖。発言も動作もフワフワしている為周りから「何を考えているのか分からない」とよく言われるが本人は至って気にしてない。だって全く気にならないんだもの、それよりいっぱい絵を描きたいよボクは。 ご飯を食べる事と絵を描く事が大好きなので給食が美味しいと有名な目高ノ中学校の教師になれて非常に嬉しい。給食のプリンがひとつ余ったクラスがあるとどこからともなく駆け付けてくるので、生徒からは「甘党の先生→甘ちゃん先生」と呼ばれている。 何を考えているかは誰も読め無いが、ほわほわした雰囲気と穏やかな性格に加え憎めないキャラクターも相俟って、殆どの生徒は眠音先生が大好き。一方の眠音先生も生徒の事を妹弟みたいに可愛がっている。 美術は全般なんでも出来るがその中でも絵画が特に得意。どれだけ正確に景色を描き写せたかではなく、「自身の目に映った景色を紙に落とし込む」事を最も重要視している。その為、美術の授業で生徒が空を紫で塗ろうと海を黄色で塗ろうと「それが君の目に映った色なんだね」と肯定し尊重する。俗に言うここをこう描き足したら...と横から手を出し生徒の作品の個性を奪うタイプの教師ではない。 甘い物を愛し、生徒からも愛されている眠音先生。最近の悩みは毎朝通勤で乗る電車で痴漢に遭う事。お尻と胸を触られるのは良いけど自分は男だし、いい加減にして欲しいとプンスコしている。 しかし、一部の男子学生からエッチな目で見られている事実を彼はまだ知らない。 一部の男子学生「甘ちゃん先生、おっぱいもおしりもデカいしなんかいい匂いもするからそばに寄られると凄く困る.....」 一部の女子学生「世界が許すなら甘ちゃん先生でエッチな同人誌描きたかった……」 🚷🚷KPさんのみこの先閲覧可能🚷🚷 妹の杏の事は昔はあんなに懐いてくれてたのに...とちょっと寂しく思っている。 幼い頃、癌で入院していた頃、よくお見舞いに来てよくお世話をしてくれて嫌いなピーマンを残す自分をよく叱ってくれた妹。そんな妹が今ではまるで他人のようになってしまった。 中学生は多感な時期だしまたいつか元通りに仲良くなれる...と信じて待っていたある日、妹は自殺してしまった。 もう元には戻れない、彼女は帰ってこない、あの時自分が嫌われてでも話しかけていればこんな事にならなかったかもしれない。 妹が自殺した日から、ひっそりと後悔の念を募らせる日々を送っている。 いつかまた兄妹肩を並べられる日が来たらプレゼントしようと描いていた杏の肖像画は未完成のまま、自宅のアパートに置かれている。

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