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表の顔は「DS(土井 駿河)探偵事務所」の所長。裏の顔は拷問を用いて情報を絞り出す「吐かせ屋」。 高校卒業後、20歳で別の探偵事務所に下積みで入り、25歳で探偵事務所を辞め独立して起業した。 この時の所長は辞職することに対して異常なまでに反対・拒否をし、なおかつ無理やり事務所に拘束しようと労働を強制し続けてきたが、地道に証拠を収集した土井は所長を刑事告発をし、探偵事務所は営業停止。何とか抜けることができた。 だが、晴れて独り立ちしたものの、稼ぎは少なく大した依頼もないことに不満を持ち、出来心で裏社会の仕事に手を出してしまう。 ある時、仕事の割には簡単で多額の報酬金をもらえる、いわゆる”おいしい話”を持ち出され、土井は疑いもなく話に乗る。 しかし、この仕事の裏に暴力団が関係しており、話に釣られた土井はその暴力団の恨みを買い、誘拐された後に監禁・拷問にかけられる。 拷問の過程で、歯と指の骨とアバラ骨を数本折られ、膝の皿を両方割られ、顔面(特に左側)を大ヤケド、左目が抉り出され失った。他にも水責めや電流を流されたりと色々やられたが、どうにか殺されずには済み、数ヶ月の入院を余儀なくされる。 退院後、安易に裏社会へ足を踏み入れたことを後悔し、探偵業からも身を引こうと考えていたが、ある同業者から自分をハメた人物が下積み時代の探偵所長だったことを知る。 (所長は土井を拷問にかけた暴力団構成員の一人。いわゆるフロント企業的な立ち位置で、土井の刑事告発からしばらくして探偵業法違反に引っかかり営業廃止。私的に営業していたものなので、組長は自分の責任であると協力しなかったことから恨みを持っていたらしい。) それ以来、復讐と屈辱を晴らすために裏社会にドップリ浸かることを決め、様々な人物から裏社会で生きるコツや法律の穴、さらに拷問術の手ほどきを受け、現在はめでたく「吐かせ屋」としてデビューを果たし、探偵業と裏稼業を生業にしながら蒸発した所長を探し続けている。 ～依頼のしかた～ やり方は簡単！名刺の裏に書かれた「DS」のロゴ下に繋げるようにYを書き、電話番号も記入して事務所のポストに入れるだけ！ 逆さまにすると、意味と形が「SD＝駿河問い(江戸時代の拷問)」になる。 Yは単なる紐の意味合いだけではなく、記号としての意味である「第2の未知の人(物)」、つまり拷問する人物を表している。

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