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【真空】#73B8E2 月日生まれ/誕生花： 両親・祖父母が亡くなり、叔母夫婦とは気が合わず、現在は一人暮らし。 芸能界に身を置いている、芸名は本名と同じ。 天才子役として名をはせたことがある、が、現状は仕事量も多くはない。 自身は凡人である、と思っている(そのため<演劇>は低め)。 <目星>は周囲の人の動きや反応を見るために…若いから車乗らないんで…。 【キャラクター作成】 職業選択：(EDU+APP*10。<運転(自動車)>を<目星>に変更、個人的関心な技能2つに<精神分析>と<聞き耳>) 職業特記：APP+1。ファンに対して<信用>+10％のボーナス。 特徴表１：2-4 愛書家(あらゆるジャンルの蔵書を持っている。<図書館>に+20%。さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で<図書館>ロールが可能) 特徴表２：6-1 奇妙な幸運(クトゥルフ神話の神性や怪物がランダムに目標を攻撃する際、その対象からは除外される。ただし単独で攻撃される場合や範囲攻撃の中にいた場合は、対象となる) ※『海も枯れるまで』では特徴表としては適用外(フレーバー) 【知り合い】 海月海緒→END-1(海も枯れるまで/ゆうひ卓) ----以下シナリオネタバレの可能性有(取得呪文)---- 【取得呪文】 【AF】 ----以下『海も枯れるまで』ネタバレ---- 【設定】思ったことつらつらかいてるから文章のまとまりはない😭ちなみにこれ色々考えて3つ目の設定() 物心ついたときから『運が良かった』。 父は祖父母と疎遠になっていたが、真空が生まれ、暫くしたのち和解。 母と公園で遊んでいたところ『たまたま』出会った芸能プロダクションの人間に己の容姿を認められ。 初めは子供モデルとしてデビューしたが、撮影現場で自身と似た年代の子役の体調不良により『代打』として子役デビュー。 その後はあれよあれよという間に『天才子役』として芸能界に身を置いた。 父は絵描きだったが、テレビでそのことを取り上げられると一気に『父の絵画が売れる』ようになった。 町の小さな展示会では『何故か』誰かの展示を取りやめてまで、父の絵がもてはやされるようになった。 幼くして彼女とその周囲の人生は『順風満帆』だったといえる。 19歳、子役という年齢ではなくなったが、大学に通いながらも真空は芸能界に身を置いていた。 幼い頃からはすっかり女に変わってはいるが、それでもその容姿は変わらずに他を圧倒する。 美しいと評価を得る度に、羨望と同じくらいの嫉妬を身に浴びたが彼女の人生を『害する』ことはなかった。 ストーカー被害に遭ったこともあったが、犯人は警察から逃亡する際に『突然』死に合い、実害はなかった。 20歳の誕生日、悲劇は起きる。 食事をしていたレストランでガス爆発事故が起きたのだ。 同じテーブルにいた家族、周囲にいた客に死傷者が多数出たが、彼女は『怪我ひとつなく』その場から離脱することができた。 家族を失った悲しみを、マスコミは『奇跡の生還』として取り上げた。 世間からは同情を浴びた。遺族からは嫉妬を受けた。 ある意味『世間の注目』を得た。それはドラマや映画、雑誌を見ない層からも。 仕事の関係者は真空を優しく庇ってくれたが、叔母だけは違った。 「お前さえ居なければよかったのに」 ハッキリとその言葉は彼女の心に突き刺さった。 普通に考えれば、それは家族を失ったものへ告げる言葉ではなかっただろう。 しかし彼女にはその言葉が、目を見開くほどに『正しい』言葉に思えたのだ。 そうだ、どうして、私だけが生き残ったのだろう。 今まで私は確かに『運が良い』と人から言われてきた。 モデルとしても勿論、役者としての演技力だって同年代の役者に比べればまだまだ未熟で。 それでも主演の仕事を貰えた、マネージャーはよく言っていた『お前の実力』だと。 「容姿が良いというだけで、何もできやしないのに」 そうだ、私は、何ができたというのだ。 両親はあの時傍にいた。私はただ庇われて、守られて。『何もしていない』。 「助かったのが奇跡？むしろ、お前が回りに不幸を呼んでいるんじゃないか！」 そうだ、確かに私の『幸運』は、誰かの『代わり』が多かったのではないか？ つまり、では、両親の…祖父母の死は、『私のせい』なのではないだろう？ 本当なら、私に訪れるはずの『不幸』を回りがかぶってしまったのではないだろうか？ 私の命に、人生に、それほどの価値はあるのだろうか？ 『不思議』なことに、他が干渉ができないのなら、自身でやってみればよいのだと。 今までそのような行為に出たことはなかったが、真空はふと自身の体を傷つけてみた。 流れる血は温かく『生』を実感するのに、彼女の体は『死』には至らなかった。 遠のく意識に人の声が入り込み、目を開けば天国ではなく白い病室。 『偶然』通りかかった人が屋内で倒れている彼女を見つけたそうだ。 その後何度か同じように場所を変え、手法を変えて自傷を繰り返したが望む結果は得られなかった。 『誰か』が自身を助けてしまう。 自傷行為だって、痛くないわけじゃない。 繰り返すことも疲れてしまった。 21歳、ふと思い立つ、これで最後にしよう、そうだ、どうせなら誰もいないところへ行こうと。 …うん、だったら海がいいな。 誰もいない海で、空を見上げて、波の音を聞きながら。 どうせなら最後に見る景色は美しいものがいいもん。 私と同じ名前の『そら』に見守られて。 沈んでしまおう、美しい『そら』を映すその海に。

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