タグ： ひややっこ🌹 オリジナル 秘匿

【設定】 所謂学園の王子様と謳われる存在。 才色兼備に笑顔を携え、成績は常に上位を保ち、節々に垣間見える所作すらも気遣って来た。 貴族出の娘で政略結婚で生まれた約束されていた天才。 学園内では『葵様』と呼ばれ、男女問わず人気も高い。 将来は国内外問わずに活躍する女優と約束されており、演劇学科内で撮った舞台映画を学園都市外でも売りに出しており、無論ながら大盛況である。 幼い頃から世界を跨ぐ存在になるように教育されていたため、日本語と共に英語が話せる。 雇った執事にイギリスの者が居り、世話係として置かせることで日本語と英語を同時に常識とさせた。 母は政治家で有り、外務大臣を担当している。反して父は優秀な俳優で有り、母とはドイツで出会ったらしい。 何方も忙しなく働いていた為世話役もそうだが、兄も面倒を見てくれていたらしい。 家内の経済管理などを任され、将来は母のように政治家になるであろう兄で有る。 その美しさと言えば葵が将来結婚したいと幼子の頃申し出る程で、兄の背中を目指して作法などに夢中に勤勉になった。兄も学園都市内に通って居り、政治学科に所属している。 時折サークル内にも顔を出したりするそうな。名前は立花悠馬。 また、葵にはファンサークルが存在しており、様々な男女から菓子を受け取ることはあれど、全員の名前と顔を覚え、不健康に成らない範囲で毎日違う人間から菓子を受け取るようにし、それを学んだファンも、自分の番でない日は菓子を作らないようにしているなど、ファンの民度もかなり良い。 それも学園都市だからという話であり、外に出れば不遜な輩も出るだろうと、いざというときのために護身術の空手を習っている。因みに、英才許育として乗馬も嗜んでおり、馬の扱いがうまく、現在でも趣味として乗馬をやっている。乗馬サークルの手伝いをしたり、その他花壇の整理などのボランティアも進んでやる性格。 優しい人と思われがちだが、本人はあくまで将来の為の信頼を築いていると自称する。 【裏設定】 彼女の経歴の中で、ひとつだけ嘘が有る。 それは遘√?豁｣蟶ｸ縺?兄が居ないことである遘√?豁｣蟶ｸ縺?。 遘√?豁｣蟶ｸ縺?彼女は親から何とか自分の経歴を遘√?豁｣蟶ｸ縺?自らの頭脳を使って引き出した。 けれどそれでも記憶は遘√?豁｣蟶ｸ縺?空白を認められない遘√?豁｣蟶ｸ縺?。 遘√?豁｣蟶ｸ縺?遘√?豁｣蟶ｸ縺?遘√?豁｣蟶ｸ縺?遘√?豁｣蟶ｸ縺?遘√?豁｣蟶ｸ縺?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ だから、彼女は架空の兄を作り出した。 辻褄が合うように、無意識に兄という存在に変装し、恰も存在しているように振る舞った。 不完全な兄の存在に、学園は言及しない。彼女の記憶に異変を齎し、彼女を正気に戻してはいけないから。 彼女は妄想している、盲信している。空いた記憶を埋めるために“HO1と幼い頃に婚約した”と思い込んでいる。 彼女は妄想している、盲信している。空いた記憶を埋めるために“それを兄に結婚したと言ったんだ”と嘘をついたと思い込んでいる。 記憶の隙間が分からない、だけどHO1は自分と結婚するのだ。 その為に自分の身体を美しく保ち、スキンケアを欠かさず、常に完璧な自分でいる。 何れHO1と結ばれる、そのときに格好の悪い姿で居てはいけない。 万物が恋をするような絢爛を、自分に。民衆が嫉妬するような賢才を、自分に。 どんな姿も、性格も思うがまま。 本当の私は誰？ 空白の記憶が物語る私の本性はどれ？ そんなのどうでもいいじゃないか！彼に愛されれば。 私は狂ってない。 HO2： あなたには、高校生活3年間より過去の記憶が無い。 気が付いたらこの島にいて、この学園への門を叩いていたのだ。 しかし、自身の名前やパーソナルデータといった一般的なこと（好き嫌いや得意なこと、中学までの学問の知識や一般常識等も含まれる）は完全に理解しており、記憶の中では会ったことがない家族の名前や顔といった情報についても知っている。 支給されたスマートフォンで本土との連絡を取り、映像付きの通話をしたこともある。 特に日常生活において、このことが支障となったことはない。 しかしあなたはこの奇妙な感覚を、気味悪がられるだろうという思いもあり、周囲には隠してきたのだった。 そして、あなたが最も大切に思っているのはHO1の存在である。 それは親しみという感情を超え、恋慕、愛情といったものに近い。 あなたが勉学に励み、この日本においてトップレベルの教育機関で最高位の成績を修めるまでになったことも――HO1の存在があったからである。 加えてあなたには、ある予感じみた感覚があった。 それは、自身とHO1が今の友人同士という関係よりも、いつかはより近しい間柄になり結ばれるという確信である。 記憶の存在する時点からその思いが、感覚が、今に至るまで連続しているのだった。 それは一切揺らぐことなく、狂気じみた盲信とさえなり、あなたの中枢を形成している。 あなたはこの感情の、この感覚の正体――それがどこから来ているのかを、知りたがっていることだろう。 ◆以下、プレイヤーに開示する補足情報 ※「記憶が無い」について…… どのような過去を持っているか、どうやって生きてきたかなど、周囲にどのように伝えているかは自由にしてもらって構わない。 ただし、HOにもある通り、それらは全て探索者自身の捏造ということになる。あるいは、他の人の話に合わせているだけか……。 いずれにせよ、あなたの記憶は高校3年間より以前には存在しない。 記録は有っても記憶が無い、もっとわかりやすく言えば「思い出が存在しない」状態と言える。 他プレイヤーと、事前にキャラクターについての打ち合わせがあるかもしれないが、上記のことを加味すること。

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