タグ： ヘタレ ビビり 素直 正義感強い

千葉良(ちば あきら)23歳 幼少期から周りから愛される子だったが、本人がヘタレなためにあまり友人が作れなかった。 そんな彼の唯一無二の親友が「神原 遼(かんばら りょう)」彼は、千葉が唯一呼び捨てで呼ぶ仲。 遼は常に明るくリーダーシップのある好青年だった。良もそんな彼の人柄に惹かれて次第に親しくなっていく。 互いに家に遊びに行くのはしょっちゅうで両親共に認める仲の良さだった。 そんなある日突然遼が自殺したと聞く。 なんの前触れもないことを不思議に思い、数日後彼の家に行くと警察の調書を終えたまま何も変わってない彼の部屋から一冊の本が見つかった。 中を見るとこの世の恨み辛みを書き殴られた文章が書かれていた。それに衝撃を受けながらも気持ちに気付けなかったと自分を責める良は皆を守れるよう強くなりたいと自衛隊を志願するようになる。 周りからは時に自分をも犠牲にするその仕事は向いてないと猛反発を受けるがそれを押し切って自衛隊の道へ進むようになった。 周りからは時々名前を読み間違えられ「りょう」と呼ばれがちだが、その名前を呼ばれる時は親友であり憧れの彼に近づけたのではないかと仄暗い嬉しさを抱いている。

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