タグ： ライカの行方

宇宙飛行士を目指す高校生。 大変仲が良かった両親は3年前に他界。両親共に海外で働くことが多く、2人で日本に帰る際の飛行機事故で亡くなった。事故は当時かなり大きなニュースになっており、学校でも知れ渡ってしまっている。 その影響か、あまり普通のクラスでは馴染めず特別学級にいる。2人のクラスメイトがおり、みんな少し変わっているけど、とても仲良し。 現在は小さな養護施設で暮らしている。子供は6人。星空が1番年上。子供が好きなので、いつもお世話係を買ってでている。 施設の皆を家族のように思っているけれど、両親のことは未だに整理がついていない。 1人になったら泣いてしまう。 施設に入ったばかりのある日だった。星空が泣いていたら、施設の先生が ｢お父さんとお母さんはお星様になって見守ってくれてるよ｣ そう言ってくれた。 その時からだった。宇宙飛行士になりたいと思ったのは。 天文学者の叔父さんがいて、いつも叔父さんの話を聞くのが好きだった。 だから、元々宇宙に興味はあったけれど、こんなに宇宙に惹かれたのは、その時が初めてだ。 こんなに宇宙に行きたいと思ったのは、初めてだった。 お父さん。お母さん。宇宙に行ったらまた会えますか？ いる訳ないって分かってる。先生が言ったことは、僕を慰めるための嘘だってことも分かってる。 それでも行きたい。それでも会いたい。 宇宙に行って、星に出会って、そこで初めて自分の気持ちが整理できる気がした。 ――――――――――――――――――――― 高校2年生。部活は入ってない。(天文部もあるがほとんど活動しておらず、肌に合わなかった。) 性格は控えめで内向的だが、とても優しい。夢見がちでロマンチストな所がある。 趣味は絵本を読むこと。特に星や宇宙の話が大好き。小説は読み終わる前に眠たくなってしまう。 両親が居ないことや特別学級にいることに特に引け目を感じては居ない。ただ人と上手く話せないのは何でだろう？と疑問に思ったりはする。 1番尊敬してる人は叔父さん。宇宙飛行士になりたいと思い立ってからは天文台によくお邪魔しに行っている。その度に質問攻めにして困らせてしまう。 叔父さんと話す時は緊張する。時々不安になって｢上手く話せてますか？｣と聞いてしまう。粗相がないようにしないと。 □技能□ 精神分析、応急手当→子供のお世話役なので 隠れる→隠れて泣くため 機械修理、物理学→宇宙飛行士に必要そうだから 製作、回避→何となくで取りました！すまん！ ――――――――――――――――――――― 特別学級のあの子。宇宙飛行士になりたいんだって。あの変な喋り方の子でしょ？えー。やば。本気で言ってるのかな？何か両親に会いに行くーとか言ってたって。高橋が聞いてた。出たー高橋、勇者じゃん。てかうわー、え、そんな感じ？なんか可哀想。ねー。あ、次5限、理科じゃん、移動しよー。あー待って…理科、理科…教科書あった！待ってー。 ――――――――――――――――――――― □セリフ□ ｢僕、あの、星空です。満天、星空。｣ ｢将来の夢、宇宙飛行士です。お父さんとお母さんに会いたいです。｣ ｢叔父さん、何が好きですか？お礼、したいです。いつも、ありがとうの。はい。｣ ｢土星って食べたら、甘いですか？｣ ｢じゃあ宇宙に地球は、食べられたんですか？美味しいのかな？｣ ｢僕、やっぱり、変なこと言ってますか？｣ ｢寂しいなぁ｣ 相棒ポケモン：メテノ

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