タグ： 死さえも二人を分かたない

よつば はるか。 あおりの奥さん。料理が得意であおりのことが大好き。 昔から不器用で気が弱くて物覚えもよくなく、全く自分に自信がなかった。 両親が小さな飲食店を営んでおり、よく家を手伝っていたので唯一料理と家事は人並みにできる。 本人は自信なさげだが料理はお店に出しても遜色ないものが作れるまで練習した。 歳の離れた弟妹がいて面倒見がいい。お姉ちゃん。 町の小さなお弁当屋さんで働いていた時にお客さんとして来ていたあおりと出会った。 よく来てくれるかっこいい人だなぁと思っており、今日は美味しいお魚が入ったんですよ〜とか春なので味付けをちょっと変えてるんですとかでちょこちょこ話すようになる。 あおりが外で会おうと誘ってくれたことで距離が近くなり、二人で会う機会が増えて付き合うことになった。 今まで誰かと付き合ったことがなかったので何もかも緊張している上に誰かからこんなに認めて愛してもらえていることがちょっと信じられない。あおりのことが大好きでずっと一緒にいたくてというのも元から家族だった以外の誰かにこういった感情を持つこと自体がなかったのでどぎまぎしている。 家から出ないでというのも、絶対にあおりが心配するようなことはしないけどそういって側に居させてくれるならいいかな、と実はちょっと嬉しく思っている。でもいつかずっと一緒にいるよとあおりが安心してそれを受け入れてくれたら、二人で景色の綺麗なところに旅行に行きたいなと思っている。

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