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孤児院の前に捨てられていた赤ん坊。 その孤児院で育つがどうにも馴染めず、衝動的に抜け出したところ鷹子と出会う。 緋向にとっては運命の出会いであり、運命の人。幼い頃は施設に戻されるのが嫌で、鷹子に嫌われないように迷惑をかけない良い子でいるように努力した。成長するにつれ、『鷹子に喜んでほしい』『鷹子に必要とされたい』という思いが強くなっていった。 どうすれば鷹子の役に立てるか考えていた時、ふと夜中に鷹子が家を抜け出していることに気付いた。こっそり後を付けると、遺書を書かせてからその人を殺すという奇妙な現場に遭遇した。そのとき、自分が役に立てる場所はこれだ！と確信した。 次に鷹子が家を抜け出したときも後を付けた。前回と同じように遺書を書かせ、いざ殺そうとしたとき、隠れていた物陰から飛び出して対象を鷹子に代わり殺害した。無事に人を殺せた達成感と、鷹子の役に立てた満足感から、緋向は血飛沫を浴びながら笑っていた。 また、返り血で赤く染まった鷹子は、これまで見てきたどんな彼女よりも一番綺麗だと思ってしまった。そんな鷹子を誰よりもそばで見て、支えて、一緒にいたいという想いから、鷹子と共に遺書屋をやることになった。 行動原理はとにかく『鷹子第一』。鷹子が嫌がることは絶対にしないし、鷹子が望むなら何でもする。ただ、幼さ故の我儘な部分もあるので、『鷹子を思っての行動』を危険だから等と止められると少し拗ねる。嫌われたくないので従いはする。 鷹子に対する感情は『愛』。家族愛のような側面が強いが、崇拝にも似た感情ではある。とにかく緋向にとって絶対的な存在。恋愛感情はほぼゼロだが、鷹子がそれを望むなら迷いなく受け入れる。何されてもいい。 鷹子より背が低いのがコンプレックス。まだ成長途中だと信じてる。いつか鷹子の身長を追い越して、子供扱いされなくなるのが夢。 人を殺すことに対しては、特に何も思わない。殺人が罪であることは認識しているけど、だからなに？鷹子さんのお仕事の邪魔するの？じゃあ、そんな法律なんて知らない、という感じ。罪悪感は無く、前述にもある達成感と満足感で充実している。遺書屋の仕事へのモチベーションは高い。 昔は敬語を使っていなかったが、遺書屋を始めたあたりから鷹子に対してなんとなく敬語(といっても、ですます程度)で話すようになった。『ねーちゃん』『たかねぇ』という呼び方だったが、今は『鷹子さん』になっている。思春期かも。 性格は優しくて無邪気、知らないことに対しての好奇心は強いが、一度不要と切り捨てた物への関心はゼロになる。痛そう、可哀想などの共感は出来るが、倫理観が無いので殺人等への躊躇いがない。鷹子への忠誠心が強く、中型犬のよう。 一人称：ぼく　二人称：あなた、お兄/お姉さん、鷹子さん 「緋向です！よろしくお願いします！」 「もう、鷹子さん！これはぼくがやりますってば」 「今日はどうでしたか？上手く出来てましたか？次は誰を殺せばいいですか？」

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