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純真な愛に飢えていた私は，子どもと接することでそれを産もうとした． ＃質問への回答 ◉いじめについて，及び自殺した生徒について… いじめとはストレスのはけ口．また，いじめる側の精神状態の問題が大きいとして，私はそれを取り除こうと努力してきた．教師と生徒との距離を極限まで縮めることで主犯の精神状態を汲み取り，異常が確認されればそれを取り除くよう多くの会話を試みた． 主犯側と会話を続けるうちに愛が芽生え，精神異常を取り除くことに固執しすぎたこと，「大丈夫」と答える彼女の言葉に甘んじていたことが原因であると考え，大変悔やんでいる． ＃いじめについて 表をちゃんと取り繕うタイプのいじめをしていた． ●裏では 父親譲りの秘伝技，「後ろ髪ひっぱり顔前で主張」を要所要所で使い，恐怖を植え付け，主体性を潰す． ○表では 徹底的に自分と同じ空間からはじき出すように仕向ける． (例：修学旅行に来させないように．．． 「あの...先生...今度の修学旅行についてなんですが，〇〇さんが，その，行けないということで...はい．なんでも経済的な問題で難しいらしく，本人から口出ししにくいとのことで...いえ，全然大丈夫です．学級委員の役割を果たしているだけですので．」) ちなみにターゲットの子に関しては，自ら狙い目をつけるのではなく，誰か数人に狙い目にされた子を嗅ぎ分け，漬け込み，いじめの度合いを発展させる． ・以下経歴自分語り ========================================================================= 私は，なに不自由ない極上の家族愛に育まれた子どもだった． 小学2年生のとき，父親の会社でパワハラによる自殺が発生した．冤罪か事実か定かになる前に父親が原因として持ち上げられ，職を追われる．しかしその実態は一番気にかけていた部下であり，心配であるため必要以上に差し迫った結果によるものだった． 父親は一切の飲酒をしない人であったが，それらの悪夢から逃げるため酒に頼るようになる．普段は一紳士である父親だが，致命的に悪酔いする体質であり，檻から放たれたストレスが暴力となって私や母親を襲った． 当然学校生活においても変化があった．私が中学生当時，自分の学校においていじめというものは存在していなかった．いじめ防止のビデオを視聴したことで生徒にその存在が認知され，まん延するようになる．私は暴力によるストレスよりなにより，“人殺しの子ども”として，いじめのターゲットとして狙われることを恐れ，狙う側に成った． 父親が復職することも無く，欠落した収入は母親が埋めていたが，やはり隙間は大きかった．減る一方の家計，ストレスに耐えること8年，耐えに耐えかねた母親が無理心中を図る．父親を酒瓶で撲殺し，私を包丁で刺し，自らは首を吊って．しかし，幸か不幸か私への刺し傷は浅く，生き残ることになってしまった． 孤児となった私は親戚へ引き取られることとなったが，どの親戚も名乗りを上げることは無く，押し付けられる形で引き取ることとなった今の家族も人殺しの家族として認識しており，良く扱われてはいなかった． 以降早く独り立ちできるようにと勉学に励み，公立高校，家庭教師のバイト，子どもの頃から唯一続いていた新体操等々を引っ提げ体育大学(短大)に入学し，今に至る．

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