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花咲事務所の清掃員(2010学生探索者) - EDU×10 [キック/隠す/追跡/目星/説得/芸術(掃除)/心理学] 大学生探索者の技能『アルバイトに精を出す』…アルバイト内容に関係した任意の技能に+5ポイントずつ振り分ける。 特徴１：【格闘センスの持ち主】 　　　　　幼い時から鍛えられてきた。素手の戦闘技能３つ(キック、組みつき、頭突き)の基本成功率は50％である。 　　　　　アルバイトを始めるまで、父親に「男は鍛えておいた方がかっこいいぞ」とだらしなく風船の様に膨らんだ腹を揺らしながらいつも言われ 　　　　　ていた。正直、柔道なんて汗にまみれた場所になんて行きたくなかったが半ば強制的に通わされてた。 　　　　　清掃員のアルバイトを口実に柔道は高校でやめることが出来た。 特徴２：【ペット】 　　　　　探索者には、最愛の犬、猫、鳥などがいる。 　　　　　シナリオとシナリオの間、一緒に触れ合うことで、正気度ポイントを1D3ポイント増加させてもよい。 　　　　　ただし増加する上限は、能力値SANあるいは最大正気度ポイント(99-<クトゥルフ神話>)のうち、どちらか低い方となる。 　　　　　(薊のペットではないのだが)花咲探偵事務所の華(花咲なだけに)、「アヤメ」を溺愛している。アヤメは黒猫の♀で今年で３歳なのだとか。 　　　　　しゃなりしゃなり…と優雅に歩くその姿は花の様に美しく、アヤメの歩いた道だけ掃除しなくとも綺麗なのではないかと錯覚させる程に魅力 　　　　　的で愛らしい小悪魔的な猫だと言える(匿名 20歳 清掃員) 　　　　　 高校生の時に花咲事務所のアルバイトの広告を見て、清掃員として働くようになった。花咲探偵事務所ではバイト歴四年のちょっぴり古株。 最初は金が溜まったら辞めるつもりでいたが、事務所の看板猫(?)の「アヤメ」を気に入り、事務所の居心地良さからもずるずると辞められずにいる。 事務所の掃除が本来の仕事ではあるが、所長(藤木権五郎)の探偵としての仕事に興味が湧き、度々調査や捜索のお手伝いをしている。 深山薊は、よく友人や近所の人に「今時の若者って感じ」「元気で活発な子」「世話焼きで面倒見も良いし優しい男だ」と言われる。確かにそれは事実で、口の悪さが多少傷ではあるが誰から見ても"他人を気に掛けられる面倒見の良い優しい男"で"デカい口でデカい笑い声を出す様な年相応の元気さがある活発な子"である。薊が誰に聞いても同じ様な事を言われるのは、そう演じ回っているからだ。 薊は物心ついた頃から人が苦手だった。家族や友人、近所のおばちゃんの事は好きだったがその人達に触れられる事がたまらなく嫌だったのだ。だが、好きな気持ちは変わらないし自分がおかしい、異常なのだと怖くなった薊は我慢を覚え、触れられる事を我慢して作り笑顔を浮かべるようになった。 人は好きなのに人に触られるのが嫌なのは何故か、と考える様になったのは中学に上がってからだった。 最初は「布越しなら触っても嫌な気持ちにならないかな？」と服越しに兄に触れてみた。「なんだよ気持ち悪い」と兄にそそくさと退散されたが、薊は嫌な気持ちにはならなかった。うん、服越しならいけるらしい。 次は父の汗がたっぷりしみ込んだタオルを恐る恐る触ってみた。汗の独特の臭い、じっとりを湿ったタオルの感触、それがただの水ではなく人の汗だという事実。胃液が喉までせり上がって来て咄嗟に掴んでいたタオルを離し、もう片方の手で口元を押さえた。気持ちが悪い。人でなくても、これは駄目だ。 それからも何度か実験を試みた。落ちている髪の毛に触るのは駄目、人が今さっき触れた物に触るのも駄目、汗の独特の臭いも駄目、好きな人にすら触れるのが駄目。 実験の結果は「自分以外の人間の肉体が全て嫌悪の対象」だったのだ。薊はあまりにもひどい結果に自嘲気味に笑った。 その後、この自分の状態に病名があるのではないかと調べてみたが「潔癖症」以外に当てはまるものはなかった。潔癖症と言っても薊にとって嫌悪するものは「人間の肉体、人間の分泌液」だけで他の生き物には一切嫌悪感を抱かない特殊な例だった。幾ら調べ回っても、この症状を改善させる方法も他の解決策も分からないし思いつかない。 薊は、上手く生きていくために自分の症状を他人には絶対に言わない様にしようと心に決めた。 人間嫌い(人の性格、中身は普通に好きなのだが)があってか、自然と他の動物の方にばかり目が行くようになった。特に猫が大好きで、花咲探偵事務所にいる黒猫のアヤメをとても気に入っている。 事務所の仲間である秋草桐子を横目に「アヤメは探偵事務所唯一の女の子だからなー！！ほんとに可愛いなー！お前外でも雄にモテモテだろ！？」等と言っている。 【参加シナリオ】 ・東京前線異常アリ …「水野綺咲/秋草桐子/藤木権五郎」2018.08.18

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