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新興宗教『ラムレイ教』の教徒。 色素の抜け落ちた灰の髪のどこか歪な雰囲気を持った青年。 かつてはある大企業の社員であり、若くして優しい女性と結婚し、幸せな日々を過ごしていた。 しかし、経済の低迷により、会社の人員は減少、彼の仕事は日に日に増えていく。 上司の「キミにしかできない」「あと少しだけ頑張れば楽になる」という言葉を信じ、身を削って働いた彼は体を壊してしまう。 会社は使い物にならなくなった彼を解雇し、途端に生活は困窮することになる。 さらに生活の為、身を犠牲にして稼ごうとした妻が地元の暴力団により薬物中毒となり、家に大量の借金を残して失踪してしまう。 失意と絶望の中、死んでいこうとしていた彼を救ったのは新興宗教『ラムレイ教』の教祖ブライアン黒鵜だった。 彼は黎に住む場所を与え、借金を肩代わりし、ラムレイ教を通して彼の心のケアを行ったのだ。 かくしてラムレイ教を伝える愛の戦士となった彼は今日も路頭で叫び続ける。 ――一人でも多くの人間を導き、救うために。 冬薔薇に捧ぐ AF 虹色の薔薇　POW+1

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