タグ： 風呂が冷えているんだが？ 沼男は誰だ？ 404 ロスト

売れない芸人。「大きくなったらお笑い芸人になる！」と小学校の時に宣言してから一度もその夢を曲げていない。しかし実力が全く伴っていないので月の収入は本業よりバイトの割合が大きい。今まで3回コンビを組み直しているが、今までの相方は全員「もう現実見ろよ、お前もわかってるんだろ。俺たち才能ないんだって」と言っていた。天は全くそんなことは思っていないので笑顔で「そんなことない」と返すが、その真っ直ぐさが逆に相方の心を折ることになるのを彼は知らない。 現在は『つなまぐろ』というコンビを組んでいて、天はツナ担当。2/29生まれ。 今まで愛嬌だけで生きてきた。誰にも分け隔てなく笑顔で接する。周りを明るくしたいという気遣いなどではなく、何も考えていないだけ。何も考えていないから脳死で夢を追っているし、何も考えていないから将来どうするかなんて決めていない。その日を生きるだけで精一杯。 そんな無鉄砲さによるものなのか、天を支援したいという人がよく現れる。よく言えば人たらし、悪く言えばヒモのような生活をしている。何人かの資産家から気に入られており、特に峪町は頻繁に会ってくれるので一番仲がいい。資産家の他にも、面倒見の良い女性たちを虜にしてしまい、数多くの女性が彼に貢いでいったとか。質の悪いことに本人に金をせびろう、などという気は一切ない。ただ彼の周りにいる人々が破滅的になっていくだけである。 そのため、本人の性格に難があるわけではないが人間関係は基本的に長続きしない。しかしレイモンとは稀有なことに学生時代から未だに友人関係が続いている。お互い夢に向かって一直線だったところが似ているからなのかもしれない。 普段はバイトをしつつ月に1度ほど町の小劇場で漫才をする。単独ライブなんてできる人気度ではないため、同じような人気度の芸人たちとのライブをしているが、全員面白くないため客はほとんど来ない。「それでも俺達頑張ってるよな」と周りの芸人は傷をなめあっているためおそらくこの現状は変わることはないだろう。 年に何回か劇場以外での営業の仕事も入るが、笑いを取れたことはほぼない。1度だけ、ある保育園での営業の時に花宮が大笑いしてくれたくらいである。そのこともあって天は花宮のことを「いっぱい笑ってくれる人」として認識している。

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