タグ： レキ バンダイシティ

　彼女にとって人の分類は大別して4種だ。斬りたくない人間。斬らない方が良い人間。斬ってもいいが、斬ると面倒な事になる人間。そして──斬っても良い人間。 　ディールをこよなく愛する日本人離れした少女。昔から悪人を斬る系の話が大好きであり、覚醒してからは悪人斬り放題のバンダイシティに入り浸っている。本人に"正義"や"道徳"といったものを守っている感覚は無く、ただ悪人を斬りたいと思っているだけである。大体幼少期の教育が原因であり、時代劇を見た彼女が「どうしてこの人は人を斬っても怒られないの？」と聞いた所「それはね、相手が悪人だから」と教えられたせいだ。 　イタリア系マフィア、ルソーファミリーのボスの孫。容姿、名前共に日本人とはかけ離れているが、日本生まれ日本育ち。 　ボスの結婚相手(お婆ちゃん)が日本人の為、クォーター。 　万代には最近引っ越してきており、オーヴァードに覚醒したのはその後。マフィアの家族を持つ彼女をして非日常的なバンダイシティの様子に浮かれ気味。 　彼女の覚醒に際して"資産"として扱われたモノは幾つか存在するが、現在はボス(お爺ちゃん)が気づかれぬよう差し止めている。その為本人は覚醒条件をイマイチ理解しておらず、あまり価値を考えず金を消費して戦っている。 　戦闘時金が無くては何も出来ないのがバンダイシティだが、ディールの際本人の所持金上限を超えて金を借りる事は可能とされている。(無論、勝たなければ支払いが出来無くなるが) 　それを利用し、ボスはアウローラに1つ武器を買い与えた。本人の希望により日本刀を。その価値約62万€(約一億円)。それを担保代わりとし、アウローラには「使えるのは一億まで」と言い含めた。これによりアウローラは現在「黒字で勝てば問題ないが、負け、もしくは赤字で武器を失う」という状態でディールを行っている。増えた財産は基本ファミリーに入れてしまっている為。現在の彼女の資産＝所持品の価値。 　日本刀は実はただの日本刀では無いのだが、お爺ちゃんはそれをあまり理解していない。銘は『凪』、号は作成者本人の希望により『初』。

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