タグ： 庭師は何を口遊む

警視庁特殊犯罪捜査零課 吾郷班チーフ 38歳男性 一人称：俺 【生い立ち】 祖父が刑事だった。 子供の頃からの憧れであった。 この憧れが、公義の起源である。 祖父は立派に公務を全うし、定年を終え指導者しても周りから慕われ、家族にも愛され、見送られて…そんな祖父のようになりたかった。 小さい頃から、正義感は強い方で虐めにも果敢に立ち向かっていった。 少し目付きがキツく、初手は怖がられる事もあったが、性格はいいの方なので友人はそこそこ居た。 体力作りに、学生の頃から柔道を習っていた。 勉学に励み、警察学校へ入学。 厳しい訓練等にも耐え、警察官となり配属された場所ではコツコツと頑張り、刑事に昇進。 その場では、祖父の名を知る人も居た。 ますます、祖父のようになりたい、と思うようになった。 辛い事も多いが、このまま何事もなく、祖父のようになれると思っていた。 あの事件が起きるまでは… 【性格】 真面目で正義感が強い。 でも目が少し怖いと言われる。初見は近寄り難い。 没頭すると、自分のことを蔑ろにしつつある（食事とか） それはよく母親にも怒られていた。 体を動かす事は好きで、柔道は訓練も兼ね週一に道場に通う。 たまの休みも、外に出ることを好みジョギングを愛犬と共に行く。 愛犬はシェパードの「ケン」 警察犬としての訓練をしている。 一人暮らしで借りているマンション、綺麗にはしている。 数日空ける時もあるので、自動的に餌を補助する装置と、ペットカメラがある。 ハンドアウト設定 KP以外閲覧注意↓ 相模原 涼は恋人 だった。 配属された課で出会った彼女は優秀な刑事だ。 訓練として、手合わせした時に少し油断してたかもだが、背負い投げられた時は彼女の強さに驚いた。 少しその時のことをからかわれつつも、いいライバル、いい同僚として付き合って…何時しか好意に変わった。 彼女も、自分を受け入れてくれた。 幸せだった。 表立っては、恋人として付き合っている素振りは出さなかった。 時々、非番が合えば一緒に愛犬と共に出かけてくれたり、夜を共にしたり。 このまま、共になれたら…なんて思っていた。 残酷にも、その想いは壊されてしまった。 何故、彼女が？ 俺と並ぶ…いや、俺よりも強かったかもしれない彼女が？ 何故…死んだんだ… 俺は、「庭師」を許せない。 どうして彼女が死んだのか… 犯人を捕まえるためなら、自分は何でもする。 それから俺は「庭師」事件を追い続けることになる。

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