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大瑠璃高校の図書室の司書をしているUGNエージェント。 4つ離れた、顔が良く優しい兄、結城　刹　（ゆうき　せつ）がいるが、何の仕事についているのか教えて貰えずにいる。（実際の仕事はホストをしている） 支部長である崇宮秀一には同じUGNの同士だと認識しているが、支部長としての彼にどことなく自分とは違う存在だと思ってしまい、疎外感を感じている。 実は、小学校の頃の記憶が一つを除いてまるごと無くなっていることに大学生の頃、自覚をした。 小学校の頃の唯一の記憶は、おそらく小学校の頃にいた誰かの人影についてだけ。その人影に対して抱いた感情だけは鮮明に憶えており、思い出すだけでとても幸福感で満たされるが、理由が分からないがどこか頭の片隅でその人影に対して後悔の感情を抱いていることを不思議に思っている。 覚醒したきっかけも何も憶えていない。たしか、小学校の頃に覚醒したはずだとしか分からない。多分、覚醒のきっかけが自身の記憶喪失の原因と関わっていると思っている。だから、彼女はUGNとして活動しながらも自身の記憶喪失の原因を独自で調べている。原因を調べれば、おのずと記憶の人影に行きつき、全ての謎が解明されるはずだと信じて。 現時点での彼女の記憶喪失の原因の情報はUGNには無く、もうそろそろ裏社会の情報に手を出すべきか悩んでいる。 彼女自身、大学時代にいろんな人脈を作り、今では社長やプログラマー、作家芸能人などの有名人となった一癖も二癖もある多くの友人や先輩、後輩を持っている。才能があり優秀だけれども一癖も二癖もある変人奇人で風変わりな奴らと大学時代、根気よく交友関係を持ち続けていたために彼らにとても懐かれており、彼女からのお願いや仕事の手伝いなどをよくしている。が、奴ら同士の仲は悪く、彼女が間に立つことで彼ら同士の交友関係が成り立っている。 そのため、大学時代で出来たコネが多数ある。 UGNには大学1年生の頃に、リリンに直接勧誘されて入ることになった。 今現在ではUGNの仕事をする傍ら、夢であった学校の司書の仕事にいそしんでいる。 基本的にお人好しで大きなトラブルも笑顔で「あらあら？」とフォローでき、笑って水に流せるくらいには懐が深い。人を見る目が昔からあり、大学時代も司書の勉強をする傍ら心理学の勉強をしていたため変人奇人への対応能力が高い。そのため、大瑠璃高校で司書をする傍ら、大瑠璃高校にいるUGNチルドレンやイリーガルの生徒へのお悩み相談室を開いてオーヴァードとしての悩みから任務の愚痴まで聴いている。 情報収集のエフェクトの演出としては、白紙の本を開いて目を閉じることでスイッチが入り、自身を中心とする領域が展開される。領域が展開し終わったと同時にひとりでに本のページが捲られていき、それと同時進行で自身の領域の中にある莫大な情報を処理していく。本のページが捲られるのが止まると、近くにあるスマホなどの電子機器に必要な情報が綺麗に纏められて表示されている。 攻撃の演出としては、白紙の本を片手に領域を展開、自身の領域内にある植物や布、縄を操り、相手を動けないように縛って絞めて攻撃をする

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