タグ： #今昔物語異聞～宴の松原～

▽シートデータ ・ステータス 　入れ替え：SIZ11とINT17 　振り直し：かなり満足な結果だったのでしなかった！ 　ベース　：検非違使（コデックス） 　＜応急手当、聞き耳、回避、洞察、法律、目星＋捕縛術、刀＞ ・探索者作成ルール 　任意の武器2つ[太刀、棍棒]、胴丸（防具）、束帯（礼服）一式、水干（普段着）一式、縄 　（身の回りの世話をさせる下人1人は居なかった。俺が下人だ！） ＝＝＝以下詳細＝＝＝ ▽3行設定（秘匿なし） 　元・悪いやつ。盗みが得意で手先が器用。色んな食材を美味くする工夫を知っていて、料理が得意。 　こんなでも自分を好いてくれる人がいたから、その人と生きたくて更生した。 　でかいのは何でも食べてきたから。それか思春期に検非違使になって食えるようになったから。 ▼設定（詳細） 　生まれた時、家族はいた。付けられた名は「大四郎」。 　すくすく育ち、立派で、器の大きな人になって欲しい…とまで考えたかはわからないが、良い名前を貰った。 　でも子にばかり食べ物を与え続けた結果、長い間別れなければいけなくなってしまった。 　幼い頃の自分は置いていかれたのだと思って、酷く悲しんで、落ち込んで、夢なんてモテなかった。 　ずっと無気力で、拗ねてばかりいて、人様の為に生きようだなんて思えず家もなくフラフラとしていた6歳の頃。 　大人が双六という遊びに熱中しているのが目に入り、教わって自分もやり始めた。 　仲間に入れてもらえて少し嬉しかった。賭事でなければもっと良かったのに。 　カモにされて色んな物を取られ、それでも遊び場が少なかったから居座って、失いの繰り返し。 　遊び方を完全に理解する頃には残してくれた金も尽きて、初めての盗みはそれが理由だった。 　一度はじめてしまえば、慣れるまでに時間はかからない。手先は器用で、なかなかバレやしなかった。 　善悪の判断がつく頃ではあったから、申し訳ない気持ちはあった。それもすぐに薄れた。 　子供が思いつく悪事なんて、大人にとっては可愛いものだ。 　その気になればすぐに捕らえられる。自分も、目を向けられていなかっただけだと思い知らされた。 　捕まって罰を受けて、後悔するほどの仕打ちを浴びて。こんな目に遭ってもまだ、双六がしたい。 　きっとまた盗みをする。悪人はきっと性根まで悪人で、変われないのだ（変わろうとしないのだ）と不貞腐れる。 　こんな馬鹿な自分を気に掛ける人が居た。自分より2つ年下の女の子。 　身分も違うし、向こうの方が随分賢くてものも知ってるのに、構うのだ。変なやつ。 　おせっかいだし、口うるさいし、きっと自分よりずっと馬鹿なんだなと貶しても構ってくる。 　新しい仕事を見つけろと言われ、力仕事が得意だと伝えると検非違使になればいいと言ってきた。 　嫌いなんだよな、検非違使。意地悪だし。 　文句も聞かずに勝手になると決めて、おまけに更生するとの条件までつけて。 　ここまで気遣われたのは初めてだ。あれこれやってくれるが、放免の自分と話していて大丈夫なのか。 　賢いからそこまで考えているだろうが、女のあの子じゃあっさり覆されることもあるだろうに。 　ああ、自分は人を心配できるような人間だったのか。自分にも、心を悩ますような相手ができたのか。 　気づいたら、なんであの子が世話を焼くのか理解できた。 　どうして人は正しく生きられるのかやっとわかった。…多分。 ▽おまけ 　文字色： 　元の名前は「大四郎（だいしろう）」だが、更生をきっかけに「小四郎」になった。 　なんで変わったのかは知らない。改名させられたか自分で変えたか。 　家族は貴族向けの反物をつくり生計を立てていたが、亡くなってからは家業は大人にとられた。 　子供の小四郎に店をどうこうする権利はなかったし、わからなかったので、もらった僅かなお金で双六してた。 　世話を焼く女の子はここの素材で作った服を着ているのかもしれない。親とかが買ったかも。しらんけど。 ＝＝＝ ▽通過シナリオ（予定含む） 　１）今昔物語異聞 ～宴の松原～ ▼後遺症 ＝＝＝

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