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年収︰350万円、財産︰1750万円 【経歴】 彼は幼い頃から体が、特に肺が弱く、激しい運動ができない為に室内で遊ぶことが殆どであった。その中でも特に絵を描くことが好きで、よく家の中のものや風景写真などの模写をしていた。 中学生の時に肺炎を患ってしまい、長期の入院をすることになる。退屈な入院生活の気晴らしになればと、両親が持ってきた画材を使用して、病室から見える風景、入院患者や病院のスタッフたちの似顔絵などを日々描いていた。入院中は殆ど絵を描いていた記憶しかなく曖昧だが、毎日のようにお見舞いに来てくれる妹や家族、似顔絵を描いた人たちなどに描いた絵を見せ、笑顔を向けてもらえる度に嬉しさが募り、絵を描くことに楽しさを見出した。 退院後は日常生活に戻れると思っていたが、度重なる彼の不調を嘆き、母が心を病んでしまう。その結果、父も心に限界を迎えてしまい、両親が離婚。一家はバラバラになってしまう。妹は父の方に引き取られ、彼は母と共に母の実家へと居を移す。 退院後も通院は続いていたが、自分を心配するあまり心を病んでしまった母の為、日常的に母のメンタルケアを率先して行っていた。さらに、唯一の趣味であり特技とも言える絵を描く技術を役立てる為、芸術大学へと進学する。大学にて教員免許を獲得し、母校である中学校に就学する。教員職に就いてからは、年齢のおかげか少し丈夫になり、通院の必要がなくなった。 ある事件により、上記の記憶は全て偽物であることが判明した。妹がいるのは事実であったが、それは美影杏ではなく吉良えりなであった。当然大きなショックを受けたが、今まで信じていたものが何もかも偽りであったからこそ、これからは本当の妹を守ることに人生を捧げる決心をする。さらに、自分の中の唯一の真実である「絵を描くことが好き」という気持ちを貫きつつ、まだ中学生である妹を養育していく為、美術教師としての仕事を続けている。 【妹について】 両親が離婚するまでは、毎日のように両親と共に彼の見舞いに来るほど、仲の良い兄妹だった。離婚してすぐの頃は、自分の身を案じる父と共に度々会うこともあったが、それも月日が過ぎるごとに減っていき、大学に入る頃には殆ど会うことはなくなっていた。 しかし就職活動をするにあたり、父の要望もあって、母校でもある妹が通う中学校へと就職する。妹は HO1先生が担任のクラスでも、HO2先生が顧問の部活でもいつも 1 人で心地が悪そうにしており、よく保健室に行っているようであった。 お互いの立場もあるので、周りには身内であることは隠していたが、虐めにあっているのか、何か悩みごとでもあるのかと、心配で度々声をかけていた。しかし、実の家族である彼に相談して来ることはなく、更には他人のように接してくる冷たい妹に対し、少し不満を募らせていた。思春期の難しい年頃で、尚且つ殆ど会うこともなくなっていた他人同然の自分であるからと、あまり踏み込むことが出来ずにいる間に、妹は自殺をしてしまった。無力で根性無しな自分への怒りと、もっとできることがあったはずだという後悔と、父への申し訳無さに苛まれている。また、妹が自殺までするほど何に追い詰められていたのか、絶対に真相を暴くという執念を持っている。 事件の真相を知り、今度こそ実の妹であるえりなと共に自分の人生を歩み直そうと思っている。妹の名字を「吉良」から「日向」に改め、美術教員を続けながら共に生活している。 【技能について】 芸術系技能に+50% 【生徒からのあだ名について】 本来の名字の読みである「日向(ひなた)」を、「日向(ひゅうが)」と生徒に読み間違えられ、「日向夏(ひゅうがなつ)」から「なっつん」と呼ばれるようになった。「いやいやもう名前の原型ないじゃん」と1日に1回はツッコミを入れるまでが日常的にワンセットなパターンとなっている。 【趣味について】 子どもの頃に風景写真を絵に描き直すことを習慣的にしていた為、Twitterの写真家アカウントなどで気に入った画像や写真を探しては、絵に描き直している。なかなかの出来で、生徒からは好評。生徒からときどき「コレを描いて！」と依頼されることもある。 【遭遇した神話生物】 ・イゴーロナク（出会ったら悪意の衝動判定がある） ・ハスター（直接正体は聞いていない） ・ビヤーキ 【参加したシナリオ】 ・ソープスクール ・実験体δは青に微笑む ・トンネルの怪

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