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元ホスト。No.1まで上り詰めたのち、相棒に出会い突然辞めた。 届人になったきっかけはとある小説を読んでから。実際の自殺者の遺書に対し、その友人が言葉を投げかける形式の小説で、これを読んだ愛敬は「死を覚悟した者にしか書けない、嘘偽りのない、生者に向けたメッセージ」の特別性、「生者がいくら返事をしても死者はもう何も出来ない」事の儚さ、愚かさに対し強く惹かれる。沢山の遺書を、できれば書くところから見たかった。死者の本音が綴られているだろう遺書をこよなく愛している。 対象に使わせるための綺麗な封筒と便箋、高い万年筆を相棒に持たせている。 「一生に一度の特別な遺書だもの、簡素な紙切れに書かせるなんて真似は出来ないよ」 殺人そのものはあまり好きではない(色々と汚いので…)大事な遺書に血や臭いが着くのを嫌がる。 潔癖症。遺書以外に対しての興味が薄い。相棒に対してすら本心をなかなか見せない物言いをするが、踏み込むことを許している時点で心は開いている。 ヘビースモーカーで、常に煙草を吸っている。 ある日道端で返り血にまみれ蹲っていた萱島ライを保護し、「人殺しができる子だ」と判断し、そのまま住まわせている。 当初はただ利用するだけのつもりだったが、今では相棒に依存している。 自分がライの孤独を満たしていると思っているが、本当に満たされているのは愛敬自身。 のめり込んでいることに気づけていない。 精神分析（様子のおかしい女の子を宥めることがよくあったため） 『Dropout Despair』にてロスト。 「ライが選んだんだ。ライが、俺の心を見つけてくれたんだよ」

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