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. ▼RP方針 ふんわりおっとりしている女子高生。「めっ！」が似合う。 おかあさん的存在になりたい。 おかあさんってよんでいいのよ！ ▼設定 高校3年生にして支部長。成績優秀、家事の腕は一流。 支部は温泉旅館「ここのえ」。そう、なんと温泉も入れる。 支部長と呼ばれるよりは、マムとかお母さんとか呼ばれるとにっこりする。 呼ばれなくても特に気にしない。 お姉さんでもいいし、妹扱いも普通に喜ぶ。 なお恋人扱いは顔真っ赤にして何も言えなくなる。 オーヴァードも不自由なく暮らしていけるようにしたいと考えている一方、非オーヴァードには隠匿していた方がいいとも考えている。 ジャーム堕ちして戻れなくなった子のことは痛ましいが、まだこちら側にいるオーヴァードをそれだけ大事にしたい。 バロールの能力を使う際に出現する魔眼は、華の形状をしている。 好みのお茶は緑茶。苦みがあっさりしているものをさっぱり飲むのが好き。 地雷ワード：「魔女」 ▼神城早月 学友だと思ってたらまさか遠縁の親戚だった。 孤独な戦いを強いられる彼女の支えになりたい。 疲れたら温泉入りにおいで。 以下、さらにディープな設定 初対面PCのPLは知らない方が楽しいかもしれない。 「おかあさんって呼んでもいいのよ」 『女王と崇めよ』 ――わたしは、魔女じゃない。 ▼特殊な性質 多重人格者。 主人格はふんわりおっとり、おかあさん。 別人格は女王と呼ぶに相応しい。 「ああ、そうさな。数は力だ」「翻る様を見せてやろう。震え怖じるが良い」 女王人格の名前は『ユイ』。 バロールシンドロームが人格化したもの……とユイは語る。 実際は、結衣の中に生まれた別人格がレネゲイドウイルスと結合してできあがった存在。 多重人格――解離性人格障害は元々のものである。 ユイは臨戦態勢になると出てくるため、結衣はユイに変化しているときのことを「集中しすぎると記憶が曖昧」と語る。 結衣はユイを認知できないが、ユイは結衣を認知できている。 九重結衣自身の精神基盤が脆いため、精神4のうち1が結衣で3がユイ。 ▼過去 魔女と呼ばれて初めて人は魔女になるという。 かつてはジャーム化一歩手前だった。 そのときの異名が“グラビティ・クイーン”。 他者を屈服させ、蝕むように囁き、そこから快楽物質を送り込み、手足のように使う。 そうしていれば独りではなくなるのだと信じていた。 家族を欲していた。 結衣の精神は、長い長い孤独の中で既に一度壊れていた。 ○経緯 結衣の母は、結衣を産んだ身体の負荷で死んだ。 父は、心の弱さから妻の死と忘れ形見に向き合いきれず、現実逃避から仕事に打ち込んでいた。結衣を養うため、と己に言い訳して。 結衣は素直に待っていた。母がいないのは仕方のないことで、父が忙しいのも仕方ないこと。 だから、保育園のお迎えが来なくてずっと1人で待っているのも仕方ないこと。 お友達はみんな時間になるとお父さんやお母さんと帰っていく。結衣よりずっとずっと大事だから。 みんながお母さんのお弁当を食べているのに結衣には無いのも仕方ないこと。お父さん忙しいから。 我慢していた。仕方ないから、1人で遊んでずっと待ってた。 でも、寂しくて、さみしくて。 さみしさを見ないようにしていたら声がした。「一緒に遊ぼう」という声が、ぬいぐるみから聞こえた。 嬉しくて、一緒に遊んだ。 ――帰ってきた父は、その光景に愕然とした。 結衣の周囲であらゆるぬいぐるみが浮いている。そして結衣がぬいぐるみに話しかけているのだ。友達のように。 無自覚に覚醒したレネゲイドの能力は、人間ひとりの恐怖を煽るに十分だった。 （妻は、この悪魔を産んだがために死んだのか…！？） 恐怖に駆られた父は、結衣の頸を絞めて殺そうとした。 そのとき父はこういった。 「お前みたいな魔女を産んだせいで、──は！」 ……「魔女」という言葉に深く傷つき、暴走するまま父親を天井に叩きつけた。 隣人の普通が自分には手に入らないとされることが何よりつらかった。 そして結衣は何より、ひとりであることに耐えられなかった。 ○暴走 「私を見て欲しい」は「私の言うことを聞いて欲しい」「私の思い通りになって欲しい」に歪んでいく。 そして力は暴走した。 願いを叶えてくれる者には望みの力を与え、私兵を結成し、 とある都市の人間を僕に、オーヴァードをジャームに塗り替えようとしていた。 思い通りにならないものはすべて力で従えてしまえばいい。 私にはそれができる。 だって、私は、魔女なのだから。 ……私のものになってほしい。 みんなひとりなのだから、いいでしょう？ ○転機 結衣/唯の暴走を、本気で咎めて本気で怒ったのが、幼い頃の神城早月。 「本当に欲しいものは何？」 そのひとことで目が覚めた。 ○現在 「私を見て欲しい」「私の言うことを聞いて欲しい」「私の思い通りになって欲しい」 ……でも、力ずくでは大事なものは得られないってわかってる。 それは本当に欲しいものじゃない。 私は家族が欲しい。家族になりたい。 私にだって家族が欲しい。 私だって幸せになりたい。 私だって幸せにしたい。 オーヴァードが市民の理解を得られる日はおそらく遠い。 私が生きている間には叶わないかもしれない。 でも、何も変わっていないわけではない。 誰ともわかり合えないわけではない。 せめて、手の届く人は幸せにしたい。 PL:藍上 CN：マム・グレイス/グラビティ・クイーン シンドローム:ソラリス×バロール 持ち物： ジュラルミンシールド　ガード6 思い出の一品　《意志》固定値+1 ロイス ①父親 　家族と思う気持ちはある。愛してほしかった。 　（わたしを魔女と忌み嫌ったのはあなただ） ②神城早月 　あなたのロイスは私が守るわ、愛しい家族 　（あなたもわたしを忌み嫌うならいよいよわたしは許さず許されない） ③可愛い子供たち 　「おかあさん」と呼び慕われる幸福 　（わたしには無いもの。どうして。どうしてわたしだけ） ④バンダースナッチ　同情/敵愾心 　壊したい、というその気持ちや破壊の爽快感はわかる。 　（わたしがここに居るために止めるのだけど） ⑤月城望　憧憬/嫉妬 　まぶしくて、青春って感じでいいわね～。 　（迷うな、進め。でないとわたしのこの妬ましさは何になる？） ⑥博士　感服/劣等感 　「自分では」戦えないなりのスタイルの貫き方にさすが…となった 　（わたしにできないことができていて、潔くて） ⑦宝石　好意/不信感 　純粋に、男性として好ましいと思っている（感性は普通の女の子） 　（言の葉にどこまで信を置くべきものか） .

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