タグ： 北しら

▼　特徴表： 38：信頼のおける人 　探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。その評判が続く限り、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ+10% 25：鋭い洞察力 　優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。 【職業】KGB諜報員（ジャーナリストベース） 言いくるめ・写真術・心理学・説得・図書館・母国語・ほかの言語（英語など）・歴史 ・拳銃　 　＞交渉技能を「信用」に変更、【隠す】の追加　内から8個以下を職業技能として選択。 ▼ 　彼女は元々、生まれが良くないロシア人少女だった。 　貧しさ故に幼少、盗みを働こうとしたところを警察関係者である大人に見つかり叱られながら食事を与えられたことがある。 　馬鹿なことをして己の可能性を未来を汚すんじゃない。綺麗ごとで無責任に大人として語られる勝手に綺麗な言葉に腹を立てながら少女だった彼女は泣きながら食事をむさぼった。 　綺麗事だけで人が生きていけるわけじゃないことは何より解かってる。それでも綺麗事があったおかげで自分は生きている。 　決してその身勝手な大人の一手で全てが救われたわけじゃない。それでも罪を犯そうとする度に、その手を止めてしまったのは誤魔化しようのない事実だった。与えられたきれいごとを汚すことができず、他者の家の手伝いや子供の世話など、こまごま細々子供ながらにできる仕事を繋いで息を繋いだ。 　そこでたどり着いた世界は居場所だった。居場所は作ることが出来た。ここを守りたい。幼い自分がほしかったものかもしれない。 　家事全般は嫌いじゃない。仕事ですので。きれいごとがすき。たとえ守れなくても。 　基本的に敬語で穏やかに喋る。目立たないよう。縁の下の力持ちになろうと振舞う。 ▽【大事なNPC】　Hugo（ユーゴ）「頭脳と魂が美しい人」という意味。 　近隣の孤児院に住む少年。10代前半～中頃。実年齢は定かではない。 　孤児院内で比較的年嵩になるため、彼が兄弟達のため仕事を探しているところに巡り合った。 　日雇い、おこぼれ、臨時の手伝い。そんな物を探して日々の小銭を稼ぐ少年だった。 　 　ホテルの仕事を与える訳にも行かず、しかしどこかかつての自分に似ているような懸命に生きる少年を見捨てる事も出来ずちょこちょこと私用で働かせてチップを渡している。 　例えばそれは自分の私生活の食材の買出しだったり、簡単な清掃作業だったり。真面目に働き、孤児院の弟妹や保護者であるシスターたちを大事にする彼を見て深い情と親愛を抱く。 　貧しくとも、苦しくとも、彼は悪事に手を染めた形跡が無い。かつての自分に良く似ているが、かつての自分は容易に悪事に手を染めようとした。 　その違いに眩しさと危ういものを感じて他人事とは思えないし正直放って置けない。 　思わず昔のままの自分のように「待ちなさい。待ち、まっ、待てっっってんでしょ下がれバカ！……下がってください」と口調が荒くなってしまう事もある。彼の前だと品行方正が保ちきれない。少年もケラケラ笑いながら、気付けばずいぶんと遠慮がなくなっていた。 　「あんまりホテルの客の前で俺と話してたらリリアに迷惑だよな？わかってるわかってる！だからなー、今日も食材安く買ってもってってやるからな！」と明るく楽しくこっそり友好を深めている。仕事中はあまり関わるべきではないと互いに認識しあっている。 　関係性としては、擬似姉弟というのが一番近い。 ▼参加シナリオ 【汝の名は】65→71

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