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2015 ダンサーベース 登攀→水泳 芸術(ダンス)→芸術(踊り) 芸術(ダンス)に+10% 回避に+10% アトゥイ：アイヌ語で海 美しい人魚の女性。自由奔放な性格。ほかの種族に割と興味津々。特に嘴とか鉤爪とか脚より興味ある。陸に暮らす生き物って不思議ね。 イメルに教わって習得した歌や踊り、泳ぎへ圧倒的自信を持っている。同胞の中で最も美しく踊れ最も早く泳げ、最も麗しい歌声を持っていると自負しているし他者もそうだといいな！ 聡明なイメルの事を尊敬し、家族同然に慕っている。私が育てられました！の札を掲げられる程度にはイメルにあれこれ教わって身に付けたことが自慢。 両親についてはなぜ、その時だったのかと疑問を持つ。 いわゆる駆け落ちなどで島の外へと旅立つのなら分かる。だがなぜ、子を産み落とし(卵から孵り？)時間が経ってからだったのだろう。いったいなにが父母を駆り立てたのだろう。 そう考える中でふ、浮かぶのは「禁忌」とは何なのだろうという疑問。はて、島の怒りとはなんなのだろう。 長らく島の海で暮らし育つフィリグにとって外海は危険だと言う意味なのだろうか。だがしかしそれでは島の怒りを買うという文言に繋がらない。死して海へ還ってしまい島に戻らない。と受け取るならば言い伝えへは当てはまりそうではあるが。 好奇心旺盛な幼子へのしつけ文句だろうか。それにしては「穢れ」とまで言い放つのは些か過激だ。 不思議でたまらない。そもそも、フィリグは人に保護される前には外海で暮らしていたはずなのにどうしてそんなにも外へ行くことを嫌がるのか。 そう考えるとそもそも島はヒトが用意してくれた場所なんだからヒトがフィリグへ危害を加えている事になるような。 と、まあ疑問に答えが出ないのは分かりきっている事であるため。それらの疑問は疑問のまま胸の内に閉まっている。イメル辺りに話したら聡明な彼女はなんと答えてくれるのかと気にはなるが、なんとなく言えないでいる。 これらの疑問は憧れでは無い。ただ、ハッキリとしない事への不満だ。 父も母が願った末に外海へと旅立ち2人で暮らしていても、外海の驚異へ耐えられず海へと還ったのだとしても。どちらであってもそれはそれでいいのだ。父も母も愛しているが、縛る理由にはならないから。 連れて行かなかった事へ寂しいなと思わない訳では無いけれど。 家族がどうなったのか知りたがるのは何もおかしなことでは無いはずだ。

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