タグ： てったん

ある日クラスメイトが襲われた現場に居合わせたことにより、非日常に足を踏み込んでしまった少年。 大抵の物事に無関心で、日常が一変したことに特別感慨を覚えることもなく、命懸けの任務にあっさりと身を投じる。 度重なる深刻なストーカー被害のため女性が苦手になっているが、最初に男装した姿を見ていたからか緑谷は平気。 過去の記憶を一部失っており、父母もいないことから（本人は無意識だが）自分の居場所を見失っているところがあり、所在なさげにしている緑谷に自分の姿を重ね合わせ、なんとなく構うようになった。 俯いてばかりで自分のことを遠ざけようとしていた緑谷がだんだん心を許してくれるようになるにつれ、彼女の笑顔を見たいと思うようになる。 彼女の奪還を期に友達になり、笑顔が増えた彼女に内心こっそり喜んでいる。どうしてそこまで彼女が気になるのかは本人も気づいていない。 母親の出ている作品を見て演技を覚えたため、時折色っぽい仕草をして緑谷をどきどきさせているとかしないとか。 コードネームは北欧神話から。 メモリー： Bloody Ruler……救出【幸福感】（対象：緑谷出久）：柄にもなく大きな声を上げて、必死に走って、落ちてくる彼女を受け止めた。戦いを終えて、やっと謝罪ではなく感謝を口にしてくれた彼女の、初めての笑顔。あのとき胸を満たした高揚を、きっと忘れることはないだろう。

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